ハンス・ボル

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ハンス・ボル
Hans Bol
誕生日 1534年12月16日
出生地 メヘレン
死没年 1593年11月20日
死没地 アムステルダム
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ハンス・ボル、またはヤン・ボル（Hans Bol または Jan Bol、1534年12月16日 – 1593年11月20日）はフランドルの画家、版画家である。風景画や寓意画、聖書の物語を題材にした作品、風俗画を描いた。

略歴[編集]

メヘレンの画家を多く生んだ一族に生まれた。2人の叔父、ヤコブ・ボル(Jacob Bol I)とヤン・ボル(Jan Bol)から絵を学んだ[1]。兄弟に画家になったヤコブ・ボル(Jacob Bol II: ?-1600)[2]がいる。14歳でメヘレンの画家の徒弟になり、水彩画家になった。修行のためにドイツを旅し、1550年から1552年の間は、ハイデルベルクで過ごした。1560年にメヘレンに戻り、1560年2月にメヘレンの聖ルカ組合に親方として加入した[3]。

フランドルへのスペイン軍の侵攻により、1572年にメヘレンからアントウェルペンに移り[1]、市民権を得て、1674年にアントウェルペンの聖ルカ組合に加入した。アントウェルペンも攻撃を受けたため、1584年にフランドルの混乱から逃れ、はじめ兄弟のヤコブ・ボルが1578年から活動していた現在のオランダ南西部の街、ドルドレヒトに移った後、ベルヘン・オプ・ゾームなどに滞在した。最終的にアムステルダムに移り[4]、アムステルダムで亡くなった。

弟子にはヤーコブ・サーフェリー(c.1565-1603)やヨリス・フーフナーヘル(1542-1600)がいる.[5]。未亡人と結婚し、連れ子のフランス・ボエルス(Frans Boels: c.1555-1596)も弟子になった。

作品[編集]

  • 「宮殿の春の庭」、(1584)、ガッシュ、
    「宮殿の春の庭」、(1584)、ガッシュ、
  • 「イカロスが描かれた風景画」、水彩
    「イカロスが描かれた風景画」、水彩
  • 村の市場、油彩
    村の市場、油彩
  • 村の祭り、油彩
    村の祭り、油彩

版画[編集]

  • 城の公園を散歩する貴族
    城の公園を散歩する貴族
  • バテシバの水浴
    バテシバの水浴
  • 2人の騎士のいる風景
    2人の騎士のいる風景
  • 2月の風景
    2月の風景

参考文献[編集]

  1. ^ a b J. Fruytier, Jan Bol, in: P.J. Blok, P.C. Molhuysen, 'Nieuw Nederlandsch biografisch woordenboek', Deel 8, 1930
  2. ^ Jacob Bol、RKD Database
  3. ^ Albert Elen, Hans Bol at Museum Boijmans van Beuningen
  4. ^ Hans Bol at Mechelen Mapt (オランダ語)
  5. ^ Hans Bol at the Netherlands Institute for Art History
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