ハリファックス (バンド)

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ハリファックスHalifax)はアメリカカリフォルニア州出身のロックバンド。所属レコード会社はDrive-Thru records

概要[編集]

バンド・ハリファックスは、歌手Mike Hunan とギターのChris Brandt の単なるお遊びによってカリフォルニア州のサウザンド・オークスで結成され、暇つぶしにBrandtの両親の家で曲を書いていた。後にKevin Schmitzをベース、Dan Locascio、Matt Locascio兄弟がそれぞれギター、ドラムスとして加入し、バンドを結成した。彼らはドラマ「トレーラーパークボーイズ」の熱烈なファンだったため、その舞台であり、Locascio兄弟がホッケーの試合をしたこともあるカナダノバスコシア州ハリファックスから名前をつけた。その数か月後の2003年3月、11曲を収録したデビューアルバム「Start Back at Start」を自費制作し、2003年6月にはECA record からリリースされた。

しかし中心メンバーのHunauとBrandtは他のメンバーと上手くやっていけないと思うようになったため、新しいメンバーを期待することにした。そして彼らはギタリストのAdam Charles、ベーシストのKevin DonlonそしてDrive-Thru RecordsのインターンをしていたドラマーのTommy Guindonを加え、Start Back at Startの制作と同様の方法で、セカンドアルバムの制作に資金を費やした。その結果が再びの自主制作で2004年1月にNo Milk RecordsからリリースされたEP A Writer’s Referenceである。

ハリファックスの鮮烈なデビューはTaking Back SundayやThe Starting Lineといったポップ・パンクバンドに大きな影響を与えた。メンバーの一新により彼ら5人は新しいバンドになったのだと感じ、そのためライブでStart Back at Startの演奏を完全に止めるまでに至った。バンドの改名にひどく悩んだが、結局はそのままの名前で続けることとなった。

Drive-Thru Recordsとの早期の繋がりにより、2004年7月にサウザンド・オークスのレコードレーベルとサインする前に、ハリファックスはDrive-Thru Recordsの様々なツアーに出演した。同時にベーシストのDonlonがカリフォルニア大学の学士課程取得のため脱退した。Chlowitzがくるまで、ベースの空白のポジションは臨時メンバーやHunauによって補われた。継続した代役はDoug Peytonが2005年に参加するまで見つからなかった。Drive-ThruはA Writer’s Referenceを再リリースした。これは散発的にレコード会社に販売したもので、2005年1月に新しい作品とボーナストラックを収録して一般販売された。国際ツアーが続き、ヨーロッパと日本でのDrive-Thru Invasion Tour、アメリカでのWarped Tour 、Dead by Dawn Tourに参加した。


メンバー[編集]

  • Chris Brandt ボーカル、ギター
  • Adam Charles ギター
  • Eric Ivener ベース
  • Tommy Guindon ドラムス

作品[編集]

アルバム[編集]

  • Start Back at Start (2003)
  • The Inevitability of a Strange World (2006)[1]

EP盤[編集]

  • A Writer's Reference (2004, 2005年に再リリース)
  • 3 song Sampler (2006)
  • Align (2010)

シングル[編集]

  • Sydney
  • Our Revolution
  • Nightmare
  • Breathe

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日本盤にのみボーナストラックとしてObsessionが収録されている。