ドン・キホーテのブルレスカ
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管弦楽組曲「ドン・キホーテのブルレスカ」ト長調 (仏: Bourlesque de Don Quixotte)TWV55:G10はバロック時代のドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマンが作曲した弦楽合奏と通奏低音のための組曲。スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」を題材にしている[1]。
テレマンは生涯に1000曲もの管弦楽のための組曲を書いたと言われ、現存する126曲の中でも特に有名な作品となっている[1]。
編成
[編集]楽曲構成
[編集]全8曲からなる[2]。ただし、第6曲「ロシナンテのギャロップ」と第7曲「サンチョ・パンサのロバのギャロップ」を「ロシナンテのギャロップとサンチョ・パンサのロバのギャロップ」として1曲とする録音もある[1]。演奏時間は約20分[3]。
- 序曲
- ドン・キホーテの目覚め
- ドン・キホーテの風車攻撃
- ドゥルシネーア姫に寄せる愛のため息
- かつがれたサンチョ・パンサ
- ロシナンテのギャロップ
- サンチョ・パンサのロバのギャロップ
- 眠りにつくドン・キホーテ
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 井上和男『改訂版 クラシック音楽作品名辞典』三省堂、1998年2月10日、458頁。
- 礒山 雅『シュナイダーハン&ルツェルン弦楽合奏団ライヴ ー創立20周年記念コンサート』DENON、1976年8月19日、5頁。
関連項目
[編集]- ドン・キホーテ (交響詩) リヒャルト・シュトラウスによる交響詩
- ドン・キホーテ (バレエ) レオン・ミンクスによるバレエ