トーマス・デファンティ

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トーマス・デファンティ (Thomas A. DeFanti) は、アメリカ合衆国技術者コンピュータグラフィックスの研究者であり、開拓者。バーチャルリアリティ技術に大きく貢献した人物でもある。

略歴[編集]

1970年代初頭にオハイオ州立大学コンピュータグラフィクス研究グループの Charles Csuri の下で、PhDの研究を行い、PDP-11/45上で動作するGRASSプログラミング言語en:GRASS (programming language)を作成した。これは1977年の映画スター・ウォーズでのデス・スターの攻撃シミュレーションシーンに使用されている(制作はラリー・キューバ)。

1973年には、イリノイ大学シカゴ校に移り、ダニエル・サンディンとともに、彼は Circle Graphics Habitat(現在の EVL)を創立した。

EVLで行われた重要な研究として、バリー・ホームコンピュータ用のグラフィックス・システムの開発、科学計算における可視化(1987年、全米科学財団が後援)の共同編集、PHSCologramsの開発、およびCAVEの開発が挙げられる。

DeFantiは、SIGGRAPHの組織化とカンファレンスの発展に大きく寄与した。1981年から1985年まで chair を、初期のフィルムとビデオによるプレゼン(現在のElectronic Theatre)の co-organizer を務めた。1979年、SIGGRAPHビデオレビュー(コンピュータグラフィックスの研究についてのビデオアーカイブ)を発足させた。

米国コンピュータ学会(ACM)のフェロー。 1988年、ACMの Outstanding Contribution アウォード、2000年、SIGGRAPHの Outstanding Service および UIC(イリノイ大学シカゴ校)の Inventor of the Year Award を受賞した。

外部リンク[編集]