チョコレート・キングス

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チョコレート・キングス
Chocolate Kings
P.F.M.スタジオ・アルバム
リリース
録音 1975年6月-7月
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
プロデュース P.F.M.
クラウディオ・ファビ
専門評論家によるレビュー
P.F.M. アルバム 年表
クック
(1975)
チョコレート
・キングス

(1976)
ジェット
・ラグ

(1977)
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チョコレート・キングス』は、P.F.M.のアルバム。

概要[編集]

アクア・フラージレ[1](Acqua Fragile)のボーカルで英語の歌唱を得意とするベルナルド・ランゼッティが加入し、英語の歌詞のみで制作されたアルバム。本作の英語の歌詞はマウロ・パガーニのイタリア語詞をランゼッティらとともに訳したもので、ピート・シンフィールドは参加していない。なお、本作を以ってマウロ・パガーニが脱退した。

ジャケット[編集]

本作は元々1975年11月の来日公演に合わせてリリースされる予定だったが、最終的に1976年4月25日発売となった。これはジャケットのデザインでトラブルが生じた為とされている[2]

本作のジャケットは2種類あり、イギリスや日本では「チョコレートの包み紙が星条旗のデザインで、それが序々に剥かれていき、最後の裏ジャケットでは紙クズとして丸められている」という内容のものが使用され、イタリア盤ではマリリン・モンローを使ったデザインが使用された。

曲目[編集]

  1. フローム・アンダー - From Under (7:25)
  2. ハーレクイン - Harlequin (7:40)
  3. チョコレート・キングス - Chocolate Kings (4:45)
  4. アウト・オブ・ザ・ラウンドアバウト - Out on the Roundabout (7:53)
  5. ペーパー・チャームズ - Paper Charms (8:29)
  • 各曲の演奏時間はCD(PIPCD009)より。

脚注[編集]

  1. ^ 同じイタリアのバンド。P.F.M.がプロデュースに参加していた。このカナ表記は『クック=ライヴ・レコーディング』紙ジャケット盤(VICP-63229)のライナーノーツによる。
  2. ^ クック=ライヴ・レコーディング』(VICP-63229)のライナーノーツより。