セムジュ・デビッド
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セムジュ・デビッド(David Ssemujju、1992年11月11日 - )は、ウガンダのプロボクサー。カンパラ出身。第59代日本ウェルター級王者。中日ボクシングジム所属。
来歴
[編集]2020年東京オリンピックボクシングミドル級ウガンダ代表で出場して、初戦敗退[1]。
2022年4月1日、ウガンダでのプロデビュー戦は6回判定勝ち[2]。
さらに2023年7月29日、ケネディ・ウェルと対戦して、5回TKO勝ちでウガンダミドル級王座獲得[3]。
そして日本・中日ボクシングジムと契約。2024年3月31日、愛知県の刈谷市産業振興センター・あいおいホールで元WBOアジアパシフィックミドル級王者能嶋宏弥と対戦して、8回3-0(77-75×2、78-74)判定勝ちを収め日本デビュー戦を勝利で飾った[4][5]。
2024年6月8日、広東省仏山市でカムロンベク・エシュマトフと67.2kg契約で対戦するも、8回1-2(74-76、76-75、73-77)判定負けを喫しプロ初黒星。
2024年8月27日、後楽園ホールで日本ウェルター級1位の石脇麻生と前王者豊嶋亮太の王座返上に伴う日本同級王座決定戦を行い、5回中にセムジュの有効的なパンチで石脇の左目尻をカットさせ、レフェリーストップで7回1分55秒TKO勝ちを収め王座を獲得、中日ジム移籍3戦目および日本デビュー2戦目にして日本王座を獲得し、なおかつ中日ジム所属ボクサーとしては1990年7月22日に日本ライト級王座を獲得したドニー溝口以来34年ぶりの王座獲得となり、外国人ボクサーが日本王座を獲得したのは2010年3月25日に日本スーパーウェルター級王座を獲得したチャーリー太田以来14年ぶりとなった[6]。
戦績
[編集]- プロボクシング - 7戦6勝(4KO)1敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2022年4月1日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ハムザ・ウィップ | ウガンダ | プロデビュー戦 |
2 | 2022年7月23日 | ☆ | 1R | TKO | サマリ・フット | ウガンダ | |
3 | 2022年10月15日 | ☆ | 3R | KO | ハーバート・ムガルーラ | ウガンダ | |
4 | 2023年7月29日 | ☆ | 5R 2:01 | TKO | ケネディ・ウェル | タンザニア | ウガンダミドル級王座決定戦 |
5 | 2024年3月31日 | ☆ | 8R | 判定2-1 | 能嶋宏弥(薬師寺) | 日本 | 日本デビュー戦 |
6 | 2024年6月8日 | ★ | 8R | 判定1-2 | カムロンベク・エシュマトフ | カザフスタン | |
7 | 2024年8月27日 | ☆ | 7R 1:55 | TKO | 石脇麻生(石田) | 日本 | 日本ウェルター級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ boxer david ssemujju eliminated from olympics newvision 2021年7月26日
- ^ boxers david ssemujju and shadir musa bwogi newvision 2022年6月8日
- ^ Uganda’s Boxers for Paris 2024: A Glimpse at the Olympic Hopefuls nbssport 2023年8月23日
- ^ 東京五輪ウガンダ代表 セムジュが日本デビュー 元WBO-AP王者の能嶋宏弥を下す Boxing News(ボクシングニュース) 2024年4月1日
- ^ 能嶋再起戦判定負け 「再びリングに戻りたい」 中日スポーツ 2024年4月2日
- ^ 【ボクシング】元ウガンダ五輪代表セムジュ・デビッドがプロ7戦目で日本ウエルター級王座獲得」 日刊スポーツ 2024年8月27日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 豊嶋亮太 |
第59代日本ウェルター級王者 2024年8月27日 - 現在 |
次王者 N/A |