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シュトゥルクリ (クロアチア料理)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

シュトゥルクリクロアチア語:Štruklji、Zagorski Štrukli)は、クロアチアの伝統的な料理であり、フルヴァツコ・ザゴリェ(en:Hrvatsko Zagorje)地方やザグレブでは家庭料理として最も出され、大変人気が高い料理である。この独特の料理は、フルヴァツコ・ザゴリェ地方のみに見られる特産品であり、スロヴェニア料理の伝統料理とは別に、シュトゥルクリ (スロヴェニア料理)の一種の地域的な料理である[1]

シュトゥルクリには2つのタイプがあり、1つはクハニ・シュトゥルクリと呼ばれるゆでたシュトゥルクリであり、もう1つはペチェニ・シュトゥルクリと呼ばれる焼いたシュトゥルクリであり、2つをまとめて単にシュトゥルクリと呼ばれる。また、ザグレブ風ラザニアと呼ばれる事もある。

シュトゥルクリの作り方

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ゆでる物も焼く物も、準備は同じである。ペイストリーローラーで平らにしてとても細くし、テーブルの表面を覆うように被せる。カッテージチーズサワークリームを混ぜた物を、ペイストリーの全面にわたって薄く塗る。そして、ペイストリーの両側を2つロール状に縦に巻き付け、最後に10〜20cmの長さに切る。

ペチェニ・シュトゥルクリ(焼きシュトゥルクリ)では、ペイストリーは細かく切られて天板に載せられ、クロテッドクリームをたっぷり塗って、表面がほんの少し茶色になるまで、およそ45分焼く。

クハニ・シュトゥルクリ(ゆでシュトゥルクリ)では、沸騰させて、ペイストリーの切れ端はポットの中に入れられる。タマネギパセリをほんの少し茶色になるまで別々に焼き、クハニ・シュトゥルクリの中に注ぐ。このシュトゥルクリはおよそ20分くらいで完成する。

ペチェニ・シュトゥルクリとセルビアの伝統料理・ギバニッツァは形状こそ両者は似ているものの、特に味や歯ごたえという点で、異なった物である。

無形文化遺産への登録

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2007年9月25日にザグレブ(Class: Io-612-08/07-06/0330, Reg 532-04-02-02/1-07-2)の無形文化遺産として登録された。

脚注

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  1. ^ Bogataj, Janez (2007). Okusiti Slovenijo. Ljubljana: Darila Rokus 

外部リンク

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関連項目

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