サーカス物語

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サーカス物語』(サーカスものがたり、Das Gauklermärchen)は、ドイツの作家ミヒャエル・エンデの、戯曲形式によるサーカス一座の物語である。1982年刊行。劇中劇としての劇とは別にもう1つの話がある。8人のサーカス団の会話などが台詞形式で書かれている。そして8人は劇を始める。日本語版は矢川澄子の訳により司修の挿絵を添えて岩波書店から1984年に発行された。

登場人物[編集]

  • エリ - 知恵遅れの女の子。お話(劇)の中では王女。
  • ジョジョ - サーカスのピエロ。
  • ヴィルマ - 曲打ちと手裏剣使い。
  • ピポ - アクロバットの曲芸師。サーカスの座長。
  • ローラ - 綱渡りの女。
  • ユスフ - 手品師。火喰い男。
  • ブッフ - 腹話術の人形使い。
  • オトカール - ブッフが持つ人形。
  • カロファイン - エリ王女に仕える魔法の鏡。
  • アングラマイン - 大蜘蛛。またのすがたは、スメラルダと言う緑衣の婦人。

日本語訳[編集]