サルジャング・ハーン・ジャジ

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サルジャング・ハーン・ジャジ1924年 - )は、アフガニスタンの軍人。中将。

経歴[編集]

パクティヤー州ジャジ郡ラジャ・アフマドヘリ村出身。パシュトゥーン人、アフマドヘリ(ジャジ)部族。1941年にカーブル士官学校を卒業。

1944年~1946年、王立騎兵連隊の将校。その後、カブール陸軍大学で講師を務めた。1957年、トルコの陸軍参謀将校大学を卒業。

1972年から第17師団(ヘラート)参謀長、第15師団(カンダハール)長、第14師団(ガズニー)長、第17師団長を歴任。アフガニスタン人民民主党に所属する青年将校を庇護したが、自身は入党しなかった。

1978年の四月革命後、ラグマーン州知事兼第20師団(ナフリン)長。その後間もなく退役し、私人となった。

1985年、ロヤ・ジルガの代表。同年12月28日から民族・部族問題担当顧問。