サハラッタナナコーン工業団地
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サハラッタナナコーン工業団地 (タイ語:นิคมอุตสาหกรรมสหรัตนนคร、英語:Saha Rattana Nakorn Industrial Estate)は、タイのタイ工業団地公社が管理する工業団地の一つ。タイ中部アユタヤ県に位置する。1994年に開設。
概要
[編集]バンコクにも近く、かつ豊富な工業用純水を供給できることから、自動車部品、電機・電子部品や食料品などを生産する日系企業も多く入居している。
管理事務所所在地
[編集]アユタヤ県 ナコーンルワン郡 タムボン・バーンプラクルー、 ムー4、103
(103 หมู่ 4 ต.บางพระครู อ.นครหลวง พระนครศรีอยุธยา 13260)
- 各地からの距離
- バンコクより90km
- ドンムアン空港より70km
- クローントゥーイ港より100km
- スワンナプーム国際空港より130km
用地
[編集]- 用地面積 - 総面積 328ha 第一フェーズ 230.5ha(内訳は一般工業区 138.8ha、住宅・商業用区 6ha、公共インフラ設備/施設区 85.7ha など)
施設
[編集]- 水道水:5箇所の井戸。生産能力は11,960㎥/日。給水能力は4,700㎥/日。
- 電力:地方発電公社。電力供給能力が80メガボルトアンペア。電圧は22キロボルト。
- 電話:1,000回線 (TOT社とTT&T社)
- 廃水処理 :処理能力は一日当り8,000㎥。
- ごみ焼却:一時間当たり500kgの焼却が可能
- 道路:幹線道路は幅員40m(4車線)。補助幹線道路は幅員28m(2車線)。小道路幅員12m(2車線)。
- 地質:11-14mの岩盤があり、1㎡あたり30-50tの加重に耐ええる。
- タイ工業団地公社本部およびサハラッタナナコーン工業団地事務所にてワンストップサービスセンター(OSOS)がある。
洪水
[編集](工業団地の被災についてはタイ工業団地公社の2011年タイ北部・中部地域及びバンコク都における降雨・洪水被害の項を参照)
水へのアクセスが良い一方で洪水対策は懸案となっており、工業団地では毎年多くの資金を投入し、洪水を防いで来た経験を持つ[1]。しかし2011年7月から続くタイ北部の大雨によりアユタヤ県内でも洪水が発生し、10月4日には工業団地内でも冠水した。タイ工業団地公社は団地内への立ち入りを禁止し、団地内の48企業の工場が操業を停止した[2]。
脚注
[編集]- ^ "น้ำเริ่มท่วมนิคมอุตฯอยุธยา"ポストトゥデー紙2011年10月4日
- ^ 『タイ洪水、日系企業に影響=立ち入り禁止の工業団地も』時事ドットコム 2011年10月5日22:20