キクザキイチゲ
表示
キクザキイチゲ | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Anemone pseudoaltaica H.Hara[1] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
キクザキイチゲ |
キクザキイチゲ(菊咲一華、学名:Anemone pseudoaltaica H.Hara[1])は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも呼ばれる[2]。
特徴
[編集]北海道、本州の近畿地方以北に分布し、落葉広葉樹林の林床などに生育する。高さ10-30 cm。花期は3-5月で、白色~紫色の花弁状の萼片を持つ花を一輪つける。花弁はない。キクに似た花を一輪つけることからこの名がついた。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
山梨県など複数の都道府県で、レッドリストの絶滅危惧I類や絶滅危惧II類などの指定を受けている[3]。
近縁種
[編集]画像
[編集]-
側面
-
萼片の色のバリエーション
-
萼片枚数のバリエーション
脚注
[編集]- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “キクザキイチゲ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2015年7月18日閲覧。
- ^ 金丸(2001)、45頁
- ^ “日本のレッドデータ検索システム(キクザキイチゲ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2015年7月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 金丸勝実『鈴鹿・伊吹山』山と溪谷社〈花の山旅〉、2001年6月。ISBN 4635014134。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- キクザキイチゲの標本(新潟県三島郡与板町で1966年4月6日に採集) (千葉大学附属図書館)
- Anemone pseudoaltaica H.Hara (The Plant List)