カーボンバランス法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カーボンバランス法(カーボンバランスほう)は、ガソリンLPガス軽油を燃料として用いる自動車において、燃料消費率(燃費)を算出する方法の1つである。

エンジンに入る炭素原子数(燃料の炭素原子数)と排出される炭素原子数(排出ガス中の炭素原子数)は同じという原理を利用する。

計算式[編集]

いくつかの計算式が存在するが、そのうちの一例として以下の式がある。なお、燃料の密度を代表的な数値に仮定した式であり、現在の乗用車カタログ燃費等に用いられる式とは違う点に注意。

  1. ガソリンを燃料とする自動車の場合
  2. 液化石油ガス(以下「LPG」という。)を燃料とする自動車の場合
  3. 軽油を燃料とする自動車の場合
  • :燃料消費率(km/L)
  • :COの排出量(g/km)
  • :HCの排出量(g/km)
  • :CO2の排出量(g/km)

外部リンク[編集]