カイオ・ドゥイリオ (ヘリコプター巡洋艦)
表示
基本情報 | |
---|---|
モットー | Nomen numen(神の御名) |
艦歴 | |
起工 | 1958年5月16日 |
進水 | 1962年12月22日 |
就役 | 1964年11月30日 |
退役 | 1989年12月15日 |
その後 | 1992年にスクラップ |
要目 | |
基準排水量 | 6,000トン |
満載排水量 | 6,500トン |
全長 | 149.3m |
最大幅 | 17.2m |
吃水 | 4.9m |
機関 |
蒸気タービン4缶2基 2軸推進 |
出力 | 60,000hp |
最大速力 | 31ノット |
乗員 | 500名 |
兵装 |
62口径76mm単装砲 8門 テリア艦対空ミサイル発射機 1基 短魚雷発射管 6基 |
搭載機 | アグスタ204 4機 または アグスタ212 3機 |
カイオ・ドゥイリオ(Caio Duilio, 554)は、イタリア海軍のアンドレア・ドーリア級ヘリコプター巡洋艦の2番艦。艦名は共和政ローマ期の政治家であったガイウス・ドゥイリウスに由来し、またその名は1876年に進水したカイオ・ドゥイリオ級戦艦のネームシップ「カイオ・ドゥイリオ」から数えて3隻目になる。
艦歴
[編集]「カイオ・ドゥイリオ」は、ナヴァルメッカーニカカステッランマーレ・ディ・スタービア造船所で1958年に起工し、1962年に進水、1964年に就役し、ターラント海軍基地に配備される。
1980年に「553 アンドレア・ドーリア」と配備基地の交代が実行されラ・スペツィア海軍基地に配置転換する。同年、この再配置の後にリヴォルノに所在する海軍士官学校生徒用の練習艦であった「D562 サン・ジョルジョ」と交代するため、76mm単装砲2門とヘリコプター搭載機数を削減し、練習艦に必要な諸機能を追加され新たな任務に就く。
これ以降、練習航海が行なわれるが、特に1984年の航海ではロサンゼルスオリンピック開催中のアメリカ合衆国にある港のうち2箇所を訪問した。
1990年に退役する。
脚注
[編集]