オーストラリア保安情報機構
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オーストラリア保安情報機構 Australian Security Intelligence Organisation | |
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役職 | |
長官 | en: Mike Burgess (intelligence chief) |
組織 | |
上部組織 | 内務省 (オーストラリア) |
概要 | |
所在地 | ASIO Central Office, GPO Box 2176 , Canberra ACT 260 |
定員 | 1,980 人 (2017–18)[1]:7 |
年間予算 | 533億4,000万豪ドル(2017–18)[1]:7(2018年度) |
設置 | 1949年(昭和24年)3月16日 |
前身 |
オーストラリア特別情報局 オーストラリア調査部 オーストラリア連邦安全保障局 |
ウェブサイト | |
https://www.asio.gov.au/ |
オーストラリア保安情報機構(Australian Security Intelligence Organisation;略称ASIO)とは、オーストラリアの防諜機関。テロリズム、スパイ対策を主任務とする。ASIO長官は、内務大臣に従属する。
歴史
[編集]ASIOは、1949年3月16日、当時の首相ベン・チフリーの「保安機関の設置及び維持に対する命令」に従い、第2次世界大戦中に活動していた連合軍情報局に基づき創設された。当時オーストラリアは、独自の諜報機関を持ちたがっていたため、連合軍情報局長C.G.ロバーツ大佐にASIOの創設を提案した。それまで英MI5長官だったロジャー・ホリスも、ASIO創設を援助した。
初代長官には、元オーストラリア軍情報部長、チャールズ・スプライ卿が任命された。彼は、19年間に渡ってASIO長官の椅子に座り続けた。
ASIOの現在の活動は、1979年のオーストラリア保安情報機構法に従い行われている。
組織
[編集]長官
副長官
- 法律顧問
- 分析担当長官補
- オーストラリア、太平洋、東アジア、欧州及びアメリカ
- 中東、アフリカ、南及び中央アジア
- 国家脅威評価センター(NTAC)
- 戦略評価・指導
- 収集担当長官補
- 技術担当長官補
- 遠距離通信
- 技術作戦
- 保安担当長官補
- 防諜・保安
- 防護保安
- 対スパイ
- 調整管理・連絡担当長官補
- 人員・資源
- 情報
- 政府・連絡
- 財産・サービス
- 会計
- 実行チーム
脚注
[編集]- ^ a b “ASIO Annual Report 2017–18”. Australian Security Intelligence Organisation (25 September 2018). 12 June 2018閲覧。