オジロニジキジ
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オジロニジキジ | |||||||||||||||||||||||||||
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オジロニジキジ(メス) Lophophorus sclateri
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ワシントン条約附属書I
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Lophophorus sclateri Jerdon, 1870 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
オジロニジキジ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Sclater's monal Sclater's monal pheasant |
オジロニジキジ(尾白虹雉、Lophophorus sclateri)は、キジ目キジ科ニジキジ属に分類される鳥類。
分布
[編集]インド北東部、中華人民共和国(雲南省南部、チベット自治区南東部)、ミャンマー北東部
形態
[編集]全長オス68cm、メス63cm。翼長オス29.8c-30.3m、メス28.5-28.7cm。体重オス2.3-2.9kg、メス2.1-2.3kg。腰は白い羽毛で被われる。
虹彩は褐色。嘴の色彩は黄褐色。後肢の色彩は灰緑色。卵は長径6.3cm、短径4.5cm。
オスは頭頂の羽毛が縮れたように逆立つ(冠羽)。顔から胸部は黒い羽毛で被われる。冠羽は濃緑色。後頸は赤褐色、肩は紫の羽毛で被われ、背から腰、尾羽基部の上面(上尾筒)は羽軸に沿って黒い斑紋(軸斑)が入る白い羽毛で被われる。尾羽の色彩は赤褐色で先端は白い。翼の色彩は緑や紫、黒。さらに肉垂れ状の皮膚がより大型で、鼻孔に達する。嘴の色彩は灰色。後肢の色彩は暗灰色。メスは全身が褐色の羽毛で被われ、淡褐色の斑紋が入る。喉は白い羽毛で被われる。冠羽がない。また肉垂が小型。
生態
[編集]標高3,000-4,000mにあるシャクナゲからなる森林などに生息する。冬季になると標高2,000m周辺まで移動する。
繁殖形態は卵生。5月に1回に5回の卵を産むと考えられている。
人間との関係
[編集]羽毛が装飾品として利用される事もある。
羽毛目的や食用の乱獲などにより生息数は減少している。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、171-172頁。
- 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、101-102、176頁。
外部リンク
[編集]- CITES homepage
- The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Lophophorus sclateri. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.2.