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エニーギヴンサタデー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エニーギヴンサタデー
2007年ハスケル招待Hcp(8月5日)
欧字表記 Any Given Saturday
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2004年1月29日
Distorted Humor
Weekend in Indy
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Racehorse Management
馬主 WinStar Farm
Padua Stables
調教師 Todd A. Pletcher
競走成績
生涯成績 11戦6勝
獲得賞金 1,083,533ドル
WTRR D/M 124(2007年)[1]
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エニーギヴンサタデー (Any Given Saturday) とはアメリカ合衆国競走馬種牡馬である。おもな勝ち鞍は2007年ハスケル招待ハンデキャップ主戦騎手ギャレット・ゴメス (Garrett Gomez) 。

略歴

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2005年9月、キーンランドイヤリングセールにて1,100,000ドルでWinStar FarmとPadua Stablesに購入され、トッド・プレッチャーに預けられる。デビュー戦を勝利で飾ると、次走の一般レースも勝利し、デビューから2連勝し、ケンタッキージョッキークラブステークス(G2)で2着となり、こうして2歳を終える。

翌2007年、年が明けて3歳になったエニーギヴンサタデーは、2月に一般競走を勝った後、3月にタンパベイダービーでストリートセンス(Street Sense)の僅差2着になり、2007年アメリカクラシック路線の有力馬として期待されていた。しかし、ウッドメモリアルステークスでは3着、ケンタッキーダービーでは8着と振るわなかった。なお、レース後は打撲により2ヶ月ほど休む。その後は、ドワイヤーステークスで初めて重賞を制覇すると、ハスケル招待ハンデキャップでカーリン(Curlin)、ハードスパン(Hard Spun)の2頭を破りG1を初制覇。ブリーダーズカップ・クラシックでは2番人気に支持されたが、6着に敗れた。

2008年よりダーレーグループのジョナベルファームで種牡馬生活を始める。初年度の種付料は4万ドル。2011年に初年度産駒がデビューしたが、若干の重賞勝ち馬を出すにとどまり、2014年にペンシルバニア州のピンオークレーンファームに移動。同年の種付料は5000ドルにまで下落した。その後韓国生産者協会に購入され、2015年から韓国で種牡馬生活を送ることになる[1]。その後同年秋に産駒のモンゴリアンサタデーがブリーダーズカップ・ターフスプリントを勝っている。

2023年をもって種牡馬を引退。アメリカに帰国し、オールドフレンズで余生を送る[2]

成績詳細

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血統表

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エニーギヴンサタデー血統ミスタープロスペクター系 / Bold Ruler5×5=6.25%) (血統表の出典)

Distorted Humor
1993 栗毛
父の父
*Forty Niner
1985 栗毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
File Tom Rolfe
Continue
父の母
Danzig's Beauty
1987 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Sweetest Chant Mr. Leader
Gay Sonnet

Weekend in Indy
1995 鹿毛
A. P. Indy
1989 黒鹿毛
Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Weekend Surprise Secretariat
Lassie Dear
母の母
Whow
1985 黒鹿毛
Spectacular Bid Bold Bidder
Spectacular
Hooplah Hillary
Beadah F-No.3-o


脚注

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  1. ^ The 2007 World Thoroughbred Racehorse Rankings”. IFHA. 2022年2月24日閲覧。
  2. ^ Any Given Saturday Arrives at Old Friendsbloodhorse.com、2023年3月9日閲覧

外部リンク

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