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エオエンテロドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エオエンテロドン
地質時代
始新世中期
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 偶蹄目 Ornithischia
亜目 : 鯨反芻亜目 Cetruminantia
: エンテロドン科
Entelodontidae
: エオエンテロドン属
Eoentelodon
Chow, 1958

エオエンテロドン (Eoentelodon) は、始新世中期の中国に生息した、小型で原始的なエンテロドン科の動物である。現在のブタ程度と非常に小さく、北アメリカに生息したブラキヒオプスよりも若干小さい。2004年、Lucas &Emryにより、ブラキヒオプスのシノニムであるとされたが、2007年にI. Vislobokovaにより、エオエンテロドンはBrachyhyopsと異なるだけでなく、始新世中期にモンゴルに生息したプロエンテロドンにより近いことが示された[1]

脚注

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  1. ^ I. A. Vislobokova (12 November 2008). “The oldest representative of Entelodontoidea (Artiodactyla, Suiformes) from the Middle Eocene of Khaichin Ula II, Mongolia, and some evolutionary features of this superfamily”. Paleontologicheskii Zhurnal (Paleontological Journal) 42 (6): 643–654. doi:10.1134/S0031030108060105.