アーカード・ストリング・トリオ
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アーカード・ストリング・トリオ Arcado String Trio | |
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出身地 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | ジャズ |
活動期間 | 1989年 - 1993年、2018年 - |
レーベル | JMT、Enja |
メンバー |
マーク・ドレッサー マーク・フェルドマン ハンク・ロバーツ |
旧メンバー | エルンスト・レイスグル |
アーカード・ストリング・トリオ[1](Arcado String Trio)は、1989年から1993年にかけて、最初はアメリカ、後に国際的なメンバーで活動したジャズ・トリオ(弦楽三重奏)。アンサンブルは、チェリストのハンク・ロバーツ、ベーシストのマーク・ドレッサー、ヴァイオリニストのマーク・フェルドマンによって形づくられた。ロバーツは後にエルンスト・レイスグルと交代した。トリオは室内楽アンサンブルとしてだけでなく、マンフレート・ニーハウス(1991年)によるケルン放送管弦楽団とのプロジェクトで、また、ジャック・ディ・ドナート、ルイ・スクラヴィス、アルマン・アングステアによるトリオ・ド・クラリネット[2]と一緒にダブルトリオとして、パフォーマンスを行っている。
アーカード・ストリング・トリオは、ビリー・バングのストリング・トリオ・オブ・ニューヨークやクロノス・クァルテットからインスピレーションを得ていた。彼らの室内楽は、ジャンゴ・ラインハルトやジミ・ヘンドリックスの影響を示してもいた。
2018年にイーボ・ペレルマンのレコーディングに参加すべくロバーツ、ドレッサー、フェルドマンが集結。2020年にアルバム『Deep Resonance』を連名で発表している[3]。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- Arcado (1989年、JMT)
- 『ビハインド・ザ・ミス』 - Behind the Myth (1990年、JMT)
- 『フォー・スリー・ストリングス・アンド・オーケストラ』 - For Three Strings and Orchestra (1992年、JMT) ※with Kölner Rundfunk Orchester conducted by David de Villiers
- Green Dolphy Suite (1995年、Enja) ※with Trio De Clarinettes
- 『ライヴ・イン・ヨーロッパ』 - Live in Europe (1996年、Avant)
- Deep Resonance (2020年、Fundacja Słuchaj!) ※with イーボ・ペレルマン
参考文献
[編集]- Richard Cook & Brian Morton: The Penguin Guide to Jazz on CD. Penguin, 6th Edition, London, 2002. ISBN 0-14-017949-6
脚注
[編集]- ^ メーカー表記を含め「アーカード」のみの表記もある。
- ^ “Le Trio de Clarinettes”. 2018年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月13日閲覧。
- ^ Ivo Perelman with Arcado String Trio: Deep Resonance album review @ All About Jazz