アルコRSC-3形ディーゼル機関車
| アルコRSC-3 | |
|---|---|
 ブラジルのIRONが所有し、SuperViaが運用する7653号機 | |
| 基本情報 | |
| 製造所 |
アメリカン・ロコモティブ モントリオール・ロコモティブ・ワークス |
| 製造年 | 1950年 - 1955年 |
| 製造数 | 99両 |
| 主要諸元 | |
| 軸配置 | A1A-A1A |
| 長さ | 16.2 m |
| 幅 | 3.05 m |
| 高さ | 4.62 m |
| 機関車重量 | 110 t |
| 燃料搭載量 | 3,028 L |
| 動力伝達方式 | 電気式 |
| 機関 | ALCO 244型 1基 |
| 発電機 | 直流発電機 |
| 主電動機 | 直流駆動用モーター |
| 最高速度 | 105 km/h |
| 出力 | 1,600馬力 (1,194 kW) |
アルコRSC-3は、車軸配置A1A-A1Aの電気式ディーゼル機関車である。RS-3の軸重を軽減したモデルで、アメリカン・ロコモティブ（アルコ）とそのカナダ子会社であるモントリオール・ロコモティブ・ワークス（MLW）により、1950年11月から1955年6月にかけて99両が製造された。
軸重制限のある支線での使用を考慮した設計を用い、主に輸出用として製造された。
新製時の所有者[編集]
アルコ製造分[編集]
| 鉄道 | 両数 | 車両番号 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アルジェリア鉄道 （Algerian Railways） |
DG1 - DG5 | ||
| ウルグアイ中央鉄道（ウルグアイ国鉄） （FC Central Uruguayo） |
1601 - 1603 | 1,435 mm軌間 | |
| パキスタン北西鉄道 （North Western Railway of Pakistan） |
3301 - 3326 | のちパキスタン鉄道 | |
| パナマ地峡鉄道 （Panama Railroad） |
901 - 903 | 1,524 mm軌間 | |
| サンパウロ鉄道 （São Paulo Railway） |
550 - 561 | 1,600 mm軌間 のちサントス＝ジュンジアイ鉄道を経てブラジル連邦鉄道 | |
| ポルトガル国鉄 （Caminhos de Ferro Portugueses,CP） |
1521 - 1525 | 1,668 mm軌間 | |
| シーボード・エア・ライン鉄道 | 1532 - 1543 | のちシーボード・コースト・ライン鉄道の1111 - 1117 | |
| スー・ライン鉄道 | 372 - 374, 2380 | 2380の所有はウィスコンシン・セントラル鉄道 | |
| 合計 | 71 |
MLW製造分[編集]
| 鉄道 | 両数 | 車両番号 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ニューサウスウェールズ州営鉄道 （New South Wales Government Railways） |
4001 - 4020 | NSW 40 class | |
| パシフィック・グレート・イースタン鉄道 | 561 - 568 | のちBCレール | |
| 合計 | 28 |