アラウダ (小惑星)
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アラウダ 702 Alauda | |
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アラウダ(2009年10月19日撮影)
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仮符号・別名 | 1910 KQ |
分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯(アラウダ族?) |
発見 | |
発見日 | 1910年7月16日 |
発見者 | ヨーゼフ・ヘルフリッヒ |
軌道要素と性質 元期:2008年11月30日 (JD 2,454,800.5) | |
軌道長半径 (a) | 3.192 AU |
近日点距離 (q) | 3.123 AU |
遠日点距離 (Q) | 3.261 AU |
離心率 (e) | 0.022 |
公転周期 (P) | 5.70 年 |
軌道傾斜角 (i) | 20.61 度 |
近日点引数 (ω) | 352.95 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 289.97 度 |
平均近点角 (M) | 115.44 度 |
衛星の数 | 1 |
物理的性質 | |
直径 | 194.73 ± 3.2 km |
自転周期 | 8.36 時間 |
スペクトル分類 | C / B |
絶対等級 (H) | 7.25 |
アルベド(反射能) | 0.0587 ± 0.0002 |
色指数 (B-V) | 0.665 |
色指数 (U-B) | 0.316 |
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アラウダ[1] (702 Alauda) は小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星である。ハイデルベルクでヨーゼフ・ヘルフリッヒによって発見された。
ヒバリ属の学名Alaudaにちなんで命名された。
軌道
[編集]アラウダは大きな衝突族を形成している[2]。 アラウダに軌道が類似する小惑星としては、(581)タウントニア、(1101)Clematis、(1838)ウルサ、(3139)Shantou、(3325)ターディス、(4368)Pillmore、(5360)ロジェストヴェンスキー、(5815)Shinsengumiなどが挙げられている[3]。
衛星
[編集]2007年7月26日に、ジャン=リュック・マーゴットらによってヨーロッパ南天天文台のVLTを用いて行われた観測で衛星が発見されて同8月2日に公表され[2]、S/2007 (702) 1という仮符号が付けられた。衛星の直径は約 6 km で、主星から 900 km ほど離れた軌道を約3日の周期で回っている。衛星はその後、VLTのあるチリで話されているマプチェ語で「小さな鳥」を意味する"Pichi üñëm"と命名された[4]。
"Pichi üñëm"は、上記の衝突族を形成した衝突の際に形成され、アラウダに捕捉されたと考えられている[2]。
脚注
[編集]- ^ “全世界の観測成果 ver.2” (Excel). 薩摩川内市せんだい宇宙館 (2018年3月3日). 2019年3月11日閲覧。
- ^ a b c Margot, Jean-Luc; Rojo, P. (2007). “Discovery of a Satellite to Asteroid Family Member (702) Alauda”. American Astronomical Society 39: 440. Bibcode: 2007DPS....39.1608M.
- ^ "Opposition dates and magnitudes for 702 family members (2004–2008)". Italian organization of minor planet observers. 2009年10月5日、2013年8月4日閲覧
- ^ 小惑星センター回報76269、2011年10月12日、2013年8月4日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 702 Alauda JPL Small-Body Database Browser
- (702) Alauda and S/2007 (702) 1
- SAO/NASA ADS Astronomy Abstract Service
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