アメイロアリ
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アメイロアリ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Nylanderia flavipes (Smith, 1874) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
アメイロアリ |
アメイロアリ(学名: Nylanderia flavipes)とは、ハチ目アリ科アメイロアリ属に属する普通種である。
形態
[編集]働きアリの体長は2-2.5 mm、女王アリの体長は4 mm。働きアリは和名の通り胸部は飴色(黄色)をしており、胸部の色は個体差がある。頭部と腹部は黒く、ときたま腹部が黄色の個体が見られる。全身が黒褐色の個体がいることも確認されている。
働きアリ、女王共にケアリに類似する。
生態
[編集]石下や落葉層、倒木内などに営巣する。コロニー規模は大きくならず、500匹構成で一定する。卵から成虫になるまでは早く、期間は45日前後。
結婚飛行はケアリとは大きく異なり、秋に羽化した羽アリが巣内で冬を越し、翌年の春(4月-6月)に飛行する。長い期間にわたって徐々に飛行するため、大飛行は行わない。
交尾の仕方は非常に特殊で、空中ではなく地上で行う。また、雄は地上で縄張りを持ち、他の雄が侵入すると争いをする。雌は雄と何回も交尾をし、翅を落とし巣を作る。
分布
[編集]北海道,本州,四国,対馬,九州,屋久島,口永良部島,トカラ列島;中国,朝鮮半島
台湾やアメリカ合衆国でも生息が確認されているが、人為的輸入の可能性が高い。