古川町商店街

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古川町商店街(ふるかわちょうしょうてんがい)は京都市東山区古川町にある商店街、疎水の流れる白川三条通をアーケードで結んでいる。

概要[edit]

古川町通三条通から白川筋までの街区で、長さは200mの商店街。古くは若狭街道で旅人や商人の往来があった。知恩院の門前市場としても利用され、食料品を中心に青果、鮮魚、塩辛などを扱う店が集中していた[1]。  

店舗[edit]

鮮魚、生肉、野菜、果物、雑貨、刃物研ぎ、出汁、薬局、綿菓子屋、カフェ、忍者体験ができるアトラクションなどの店舗がある。ゲストハウスも充実している。

歴史[edit]

若狭街道の終着点であり、古川町通りとされた。誕生については『京都坊目誌』に長い間廃道のまま田畑にされていた若狭街道を寛文6年(1666年)に復旧し古川通りとしたと記されている[2]。 江戸から明治にかけて「東の錦」と呼ばれた[3]。 1964年4月法人化。1970年ごろアーケードを設置。1996年全店舗でポイントカード事業実施[4]。 2004年KES(「環境マネジメントシステム・スタンダード」)の認証を受ける。商店街では初[5]

白川まちづくり協議会[edit]

白川町の地域活性化のため2016年3月「白川まちづくり協議会」が発足し、商店街の中心部に事務局が置かれた[6]

区域[edit]

三条通、東大路通、白川流域で結ぶ三角地帯およびその周辺地域[7]

活動[edit]

平成28年度の活動

  • 白川まちづくり協議会だより」の発刊
  • 白川筋の交通キャンペーンの実施
  • 民間まちづくり実践セミナーへの協力
  • 空き家活用研究会の開催
  • 空き家・空き店舗活用及び法律相談会の開催
  • 白川エリア活性化計画検討会の開催
  • イベントへの協力 

[8]

ギャラリー[edit]

脚注[edit]

出典[edit]

  1. ^ 『京の商店街』(1985年版)京都商店連盟、1985年、国立国会図書館デジタルコレクション。doi:10.11501/11939098NDLJP:11939098 
  2. ^ 京都新聞社 編『まいどおおきに 京の商店街めぐり』京都新聞出版センター、1995年。ISBN 9784763803719 
  3. ^ 朝日新聞 2006年4月3日 朝刊
  4. ^ 京都新聞 2001年12月16日
  5. ^ 京都新聞 200⒋年1月15日
  6. ^ 白川まちづくり協議会だより 第1号 2016年7月発行
  7. ^ 白川まちづくり協議会だより 第2号 2016年10月発行
  8. ^ 白川まちづくり協議会だより 第5号 2017年7月発行

外部リンク[edit]