Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ジョージ・ドディントン (初代メルコム男爵) 20230907

ジョージ・ドディントン (初代メルコム男爵)ノート / 履歴 / ログ / リンク元[編集]

選考終了日時:2023年9月21日 (木) 15:01 (UTC)

  • (自薦)18世紀イギリスの政治家の記事です。特筆性の面では問題ないものの、高位の官職に就けなかったため、通史の視点ではほぼ有象無象の1人であり、日本語文献は皆無だと思います(記事名の出典すら見つけられませんでした)。この主題について言及している日本語文献があれば、ぜひ教えてほしいです。
  • 賛成 自薦票。--ネイ会話2023年9月7日 (木) 15:01 (UTC)[返信]
  • 賛成 良質な記事の目安を満たす十分な記事になっているものと思います。日本語文献についてはあまり見つけることはできませんでした。小文ですが『ブリタニカ国際大百科事典[1]』での記載内容と日本語官職名や時期に若干の乖離がある点は確認しておいた方が良いかもしれません。また、執筆した『日記』の歴史的資料としての意義についても触れられていました。あまり使い慣れていないので間違えていたら申し訳ありませんが、WorldCatを見ると「ジョージ・ドーディントン (初代メルクーム男爵)」「ジョージ・ドディングトン」という表記が確認でき[2]、ドーディントンで検索をするとgooglebookでは「人文論究第10巻」(1959年)『ジョージ三世をめぐる「統治制度の変革」について』という論文に言及があるように見えましたが、中身までは確認していないため、あまり参考にならないかもしれません。いずれにせよ、現状でも問題ないものと思いましたので賛成票とさせて頂きました。--Gurenge会話2023年9月8日 (金) 13:37 (UTC)[返信]
    追記:フィールディングのドディントン評についての言及が[3]にありましたので付記します。--Gurenge会話2023年9月8日 (金) 14:03 (UTC)[返信]
    いろいろ文献を教えていただきどうもありがとうございます。読んでみます。ブリタニカ国際大百科事典に関しては下記に返信します。
    • 就任期間:Lord of the Treasuryについては『オックスフォード英国人名事典』、『英国議会史』、『ブリタニカ百科事典第11版』、John SaintyのOffice-Holders in Modern Britainが軒並み1724–1740になっており、Lord Lieutenant of Somersetに関しても官報が出典なので、ブリタニカ国際大百科事典の方が間違っていると思います。
    • 官職名:「下院議員」は表記ゆれでしょう。「サマセット知事」についてはウィキペディア内で統一しておきたいので、統監と合わせる形にしています。「スペイン臨時公使」については、D. B. HornのBritish Diplomatic Representativesによれば役職名がEnvoy Extraordinary and Plenipotentiaryであり、日本内閣官房の部局課名・官職名英訳名称一覧によれば「スペイン特命全権公使」のほうが近いかと思います(後ほど「大使」表記から変更します)。Lord of the Treasuryの訳語は「国家財政委員」も「大蔵卿」も見かけますが、First Lord of the Treasuryの訳語に第一大蔵卿が定訳になっているので、後者を採用したほうがよさそうです。「下級大蔵卿」はどこかの文献で見かけて採用したはずですが、今はちょっと思い出せません(おそらくJunior Lord of the Treasury=「第一・第二ではない」大蔵卿、を重視した訳語です)。
    --ネイ会話2023年9月8日 (金) 15:26 (UTC)[返信]
  • コメント なんとも風見鶏という感じの生涯ですね。気になったのは、「最晩年」の節で叙爵されていますが、「ドーセットにおけるメルコム・レジスのメルコム男爵」とあると爵位名にofで後置されている語句が付いているかのように感じるのですが、冒頭でも英語版でもBaron Melcombeとあって、単なるメルコム男爵に思えます。この「「ドーセットにおけるメルコム・レジスの」とあるところは一体何なのでしょう。--Tam0031会話2023年9月11日 (月) 13:50 (UTC)[返信]
    • 「ドーセットにおけるメルコム・レジス」はTerritorial designation(領地指定/土地指定)というもので、正式には爵位名の一部に含まれません(ので、爵位名の部分は太字にしました)が、官報や叙爵の特許状では必ず記載されます(メルコム男爵の場合は"Lord Melcombe, Baron of Melcombe Regis in the County of Dorset")。ヘンリー・ジョン・テンプル (第3代パーマストン子爵)#爵位などでも同じような記述があります。テンプル準男爵のように注釈をつけることもできますが、イギリス貴族ほぼ全員に適用できる注釈なので、若干くどいようにも思えます。--ネイ会話2023年9月11日 (月) 14:52 (UTC)[返信]
      • 賛成 たとえば、サイモン・マークス (初代ブロートンのマークス男爵)のように記事名にも入れている事例があったので、どこまで書くのが普通なのだろうと不思議に思って聞いてみたところです。正式な爵位に含まれないが特許状に記載されるので、記事名や冒頭定義に書かずに叙爵の欄にだけ書くというのであれば納得しましたので、賛成とさせていただきます。--Tam0031会話2023年9月11日 (月) 15:54 (UTC)[返信]
        どの部分までが爵位名として扱われるかはコンマの場所で決まります(最初のコンマまでは爵位名に含まれます)。Baron Marks of Broughton, of Sunningdale, in the County of Berkshireの場合はBaron Marks of Broughtonが爵位名になります。細かくややこしいので、個々の記事で説明はしにくいですが、土地指定の記事が作成されたらわかりやすくなるかと思います。--ネイ会話2023年9月12日 (火) 06:34 (UTC)[返信]
        なるほど、コンマの位置で変わるとは複雑ですね。ありがとうございました。--Tam0031会話2023年9月12日 (火) 14:05 (UTC)[返信]

賛成票のみ3票以上の状態が48時間継続したため、早期終了・通過となります。--Alicia jawiki会話2023年9月14日 (木) 11:53 (UTC)[返信]