X線管


X線管(エックスせんかん)とは、X線を発生させる電子管のこと[1]。
フィラメント(カソード)を加熱することで発生した電子を、タングステンやモリブデンなどの金属(ターゲット、アノード)に衝突させることで連続X線(制動放射)と特性X線が発生する。
回転アノード型[編集]


ターゲットに電子線が衝突すると、アノードは急激に加熱されるため、アノードを高速で回転させる。
脚注[編集]
- ^ 戸田裕之. X線CT―産業・理工学でのトモグラフィー実践活用. 共立出版. ISBN 978-4-320-08222-9