Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/K-PWR 20120411

K-PWR - ノート[編集]

選考終了日時:2012年4月25日 (水) 23:06 (UTC)

  • (自動推薦)2012年3月度の月間新記事賞受賞記事。--totti会話2012年4月11日 (水) 23:06 (UTC)[返信]
  • コメント とてもよく調べられてよく書けている記事だと思います。ただ、多くのことを「概要」節に書きすぎだと思います。「構造」といった節を設けてうまく節構成を考えていく必要があるでしょう。また、西ドイツではどうしてWHのPWRをそのまま導入するのではなく、独自の技術開発をしたのでしょうか。技術的に独立したかったからなのか、WHのPWRに欠点を見出していたのか、そういうあたりが気になります。日本での導入の動きについても詳しく調べられているようで、参考になりました。--Tam0031会話2012年4月21日 (土) 07:28 (UTC)[返信]
    • コメントありがとうございます。確かに節構成は見直しの余地を認めます。また、初期の原子力発電所は応力腐食割れ、検査・保修時の作業員被曝量の課題があり、WHのPWRをそのまま導入した場合、稼働率の向上に問題がありました。本記事の自動化、インコネル800の採用はこれらの対策として取り入れられたものです。西ドイツが日本と異なり独自開発路線を取ったのは上記の技術熟成化の他、国内資本であるKWU社による海外商戦を見据えた戦略であり、70年代後半からかなり売り込みを活発化させています(東電への売り込みもその一つ)。これに対して日本の場合は、革新官僚の発想である日本発送電から分割民営化した経緯があり(要はJRの経営者が旧国鉄のダメな面を見てる話と同じです)、国策化を恐れて国家資金(=による経営介入)を恐れたためと言われております。そのため、自前での開発に努力せず安上がりな導入策を取りましたが、ベトナム戦争の頃にアメリカの労働力の質が落ちたこともあり、GEの設計力と品質管理能力もまた下がりました。そのため世界最大の電力会社になりおおせていた1970年代末の東電は、創立以来付き合いのあったGEからKWUに色目を使い、同時に国内メーカーを競争環境に放り込むことでABWRの開発を真面目にやらせようとしたのです。最近幾つか補強資料も手に入れましたので、今書いた話の内検証性の確保できるものは、反映いたす予定です。岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM会話2012年4月23日 (月) 12:02 (UTC)[返信]
  • 賛成 今からでは3票揃えるには間に合わないかもしれませんが、とりあえず賛成票とさせていただきます。丁寧な対応、ありがとうございました。--Tam0031会話2012年4月25日 (水) 14:34 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成票1票のため、今回は見送りとなります。--ぱたごん会話2012年4月26日 (木) 07:07 (UTC)[返信]