Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/宇川のアユ 20210824

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宇川のアユノート / 履歴 / ログ / リンク元[編集]

選考終了日時:2021年9月7日 (火) 12:01 (UTC)

  • (推薦)国際的に知られる特定河川でのアユの生態研究に関する項目です。この河川での研究は終了しており、およそ網羅的に記述できているものと思いますので、推薦します。--漱石の猫会話) 2021年8月24日 (火) 12:01 (UTC)[返信]
  • 賛成 :--漱石の猫会話) 2021年8月24日 (火) 12:01 (UTC)[返信]
  • 賛成 :「国際的に知られる」とありますが、恥ずかしながら知りませんでして、興味深く読ませていただきました。気になる点は多々ありますが、現状でも良質な記事の水準に達していると思います。以下に掲げた点は、可能であればご対応ください。
  1. 冒頭文の「国際生物学会(I・B・P)環境保全指定河川」とは何でしょうか。これに権威があると仮定すると、国内での評価は(国指定・府指定ではなく)「市指定文化財」なので落差を感じます。
  2. 冒頭文に「宇川鮎」という言葉が出てきますが、本文中ではほとんどの部分で「宇川のアユ」という表現が使われています。もし「宇川鮎」という表現を地元であまり使わないのであれば、あえて冒頭で言及する必要はないと思います。
  3. 冒頭文の「生涯の場」という表現に違和感があります。出典元にも確かにそう書いてあるのですが、ほかの表現方法はないでしょうか。
  4. 1章から5章まで連続で「宇川(で)のアユ」が頭に付いていて、正直くどいです。「宇川のアユ」の話なのは自明ですので、こだわりがなければ「アユ研究」、「生息環境」など「宇川のアユ」を取ってほしいです。
  5. 1.1「京都大学によるアユの生態研究」で、研究のきっかけになった水産庁の「養殖増産を図るための放流基準密度策定」は結局実現したのでしょうか。時代背景を考えると、長年研究しているうちに食糧事情が好転して基準密度の策定が不要になったとも考えられます。また、「生息可能密度」という言葉が出てきますが、この「生息可能密度」は魚類共通なのか、アユだけなのか、宇川のアユだけなのか、どうでしょうか。
  6. 1.1「京都大学によるアユの生態研究」で宇川の選定理由がありますが、その理由を挙げたのは、水産庁・京都府・京都大のどれですか。要するに、誰が初めに宇川に注目したのかを明確にしてほしいです。また、学術界では最初からその場所ありきで、実は理由は後付けということもあるのですが、もしそういうエピソードがあれば書いてほしいです。
  7. 1.1「京都大学によるアユの生態研究」で「アクセス情報は伏せられている」とありますが、5.3「漁法」の「京都府最北端の宇川は都市部から離れすぎているために、アユがいくら多くても遊漁者はほとんどなく」と矛盾します。ほとんど来ないのなら、わざわざ伏せる必要はないと思います。5.3は1960年、1.1は1962年の文献を使用していますが、この2年で劇的に変わったのでしょうか。
  8. 1.1「京都大学によるアユの生態研究」末尾の「多くの研究者がうまれた」は、文学チックな表現なので正確に記述してほしいです。宮地先生を慕って研究者が集まって来たのか、研究者の中で宇川が一種の「聖地」化していて宇川で研究することに意義があったのか、大学院生の実習や研究助手として短期的に調査しただけなのか、何年もかけてじっくり調査したのか。それぞれで意味合いが変わってくると思います。
  9. 2章「宇川のアユ生息環境」で宇川のアユの生産速度を五大湖・北海・テムズ川と比較していますが、これらは京都よりはるかに高緯度で、比較対象としてフェアでないと思います(専門家が執筆した本が出典になっていますが……)。日本国内や中緯度帯の国と比較しないと、宇川のアユだけ特殊なのかどうか、はっきりしません。
  10. ウィキペディアタウンでの作成記事のためか、半角カッコ()や全角数字が混ざっているので、修正してほしいです。

まだありますが、とりあえずこれくらいで、よろしくお願いします。--Miyuki Meinaka会話) 2021年8月26日 (木) 13:26 (UTC)[返信]

  • 賛成 良い記事になっているものと思います。上記の指摘事項に対応していただければなお良いと思います。--Tam0031会話) 2021年8月26日 (木) 14:12 (UTC)[返信]

返信 Miyuki Meinakaさん、Tam0031さん、査読いただき、ありがとうございます。以下、Miyuki Meinakaさんからいただいたご指摘に回答します。編集で改善できればよいのですが、ほとんどノート上でしかお答えできないこと、お許しください。

  1. 国際生物学会についてはWeb検索してもよくわかりませんでしたので、私が存じ上げている他の分野の学会のパターンにあてはめて憶測で回答しますが、いわゆる生物学に関する学会のひとつで、学会による指定は権威というより、研究河川である宇川の環境保全を地域に意識づける一種の啓発活動のようなものではないでしょうか。実際、釣り客も少なくほとんど漁業者の収入にもならないにもかかわらず、毎年稚鮎の放流を続けて「アユの多数生息する川」の環境保全を行っていますので、一定の意味はあるのだろうと思います。
  2. 地元では伝統的に「宇川鮎」と呼ばれているようです。しかし、例えば食品としての魚は漢字表記が一般的ですが、生物としてはカタカナ表記が一般的であり、宇川アユという魚類の品種名でもないため、本記事の記事名を「宇川のアユ」としました。そのため本文中の記載も、とくに特産品としての記載でないかぎり「宇川のアユ」でできるだけ統一しています。
  3. 「生涯」というと人間みたいですよね。動物だと『マヤの一生』などの言い方もありますし、「一生」のほうがまだよいのかと思いつつ、いずれも私的にはしっくりこないので、出典元の表記そのままにしています。とくにこだわりはありませんので、どなたでも適当な表現に改めていただければよいかなあと思っています。
  4. 節名は加筆の際に何について書くのか思考がブレないように付けていたのですが(ウィキペディアタウンの際に各節を分担した初心者の方々が後日編集される可能性を期待したため。結果的に半保護継続中のうえ、ノートでの指摘もありましたので、半保護解除を待たずに私の方で加筆してしまいましたが)、すでに不要ですので簡略化しました。
  5. はっきり関連を明記した資料を読んでいないので記事内で明確に紐づけてしまうのは誇大広告のようで憚られますが、京大の研究はアユの生態研究の先駆けであり、今現在全国各地で稚鮎の放流と養殖が行われている結果からみて、宇川での研究は養殖増産を図るための放流基準を定めるにあたり一定の指標にはなったのではないでしょうか。宇川では京大主導による研究が終了した1988年(昭和63年)頃から京都府の漁場管理委員会の定める増殖目標に従って稚アユを放流しており、この点については「漁業協同組合」の節で後述されています。「生息可能密度」は、水槽で飼う熱帯魚でも同じことがいえますが、魚類の性質や食餌の量でも異なりますので厳密には宇川のアユでの研究結果は宇川のアユにしか該当しないと思われます。しかし、研究の目的はアユの養殖増産ですので、一般的あるいは平均的なアユの生息可能密度が求められたものと思います。
  6. 依頼を受け研究したのは京都大学ですから、すくなくとも京都大学が選定にかかわっていることは明らかですが、『アユの話』ではほかに京都府内の河川がいくつか候補に挙げられた記述があったように記憶していますので、京都府には京都府の思惑があったかもしれません。いま手元に出典がないので、再度図書館に配送手配をしました。届き次第、内容を確認してからより明快な文章表現に改めたいと思います。ちなみに地元の方では「宇川は遠いから、京大はほんとは他の川でやりたかったらしい」という話が伝わっています。ただ、これが当初からの京大の希望が通らず致し方なく宇川になったのか、たんに京大側関係者の誰かが交通の便が悪いことをぼやいただけであるのかは明らかではありません。宇川が研究に適していた理由は複数の出典で共通して記事に挙げたとおりです。
  7. 「アクセス情報は伏せられている」は、全国100カ所以上のアユ釣りスポットの交通アクセスを紹介した釣り案内書籍『鮎と釣り方』において、宇川のみそれが書かれていない、という意味の文章です。リストアップはしながら、他のアユの生息する河川と扱いが異なるというのは特筆事項と思いました。
  8.  研究者の型は様々なようです。宮地氏が水産庁の依頼を受けて宇川で研究を行っていた当時の京大院生に、のちにアユ研究を引き継ぎ同大学教授にもなっている川那部氏(1932生・京都大学大学院理学研究科博士課程修了)や愛媛大学教授になっている水野氏(1933年生・京都大学大学院理学研究科博士課程中退)がいて[1]、院生の実習あるいは研究助手としてのスタートと考えられますが、少なくとも川那部氏は京大の研究末期の1980年代まで宇川でアユの研究を行っています。川那部氏とともに、京大の研究の末期に地元中学高校の理科教師らに仔魚流下調査を指導して研究を一部引き継がせた長崎大学教授の東氏はもともとは広島大学に在籍していて1966年に京都大学に移籍していますから[2]、宮地氏あるいは研究河川としての宇川を目的に身を寄せたと考えられます。また、年代は異なりますが、仔魚流下調査を引き継いだ地元教師らも20年続ければ研究者と呼んで差し支えないでしょう。それぞれの研究者の仔細は不明ですので、このような表現になりました。
  9. 出典には、この他の比較対象は記載されていません。1960年以前の論考ですので、他河川等での研究自体がさほど行われていなかったのではないでしょうか。養殖増産を目的とする研究であれば生産速度は重要な観点と思いますが、同様の研究が行われた事例の出典を見ておりませんので、なんともいえません。これを調べるのは相当に多種多様な文献をあたる必要があると思われ、だいぶ困難なので、本職の研究者が疑問を抱いて調べてくださることを期待したいと思います。
  10. 記号の表記は統一しました。もし残っていたら修正漏れですので、お手数ですが、お気づきの方が直していただけますとうれしいです。--漱石の猫会話) 2021年8月28日 (土) 16:07 (UTC)[返信]

賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話) 2021年8月28日 (土) 14:34 (UTC)[返信]