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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/上根峠 20190210

上根峠 - ノート[編集]

選考終了日時:2019年2月24日 (日) 16:30 (UTC)2019年3月10日 (日) 16:30 (UTC)

コメント 内容的には申し分ないように見えるのですが、記事全体の構成およびレイアウトが散らかっていて正直ちょっと読みづらく感じます。良質な記事の基準に構成やレイアウトというのは無いのでちょっと迷いますが、とりあえずコメントのみです。

  • 画像・地図の配置について:環境で違うとは思いますが、パソコンから閲覧した場合、文章全体に対する画像の割合が多く、また文章を画像が断ち切るように配置されているものが多いため、文章の最後の行だけ左端から始まったり、画像のキャプションと地の文が繋がって見えたりと、非常に見づらいです。スマートフォンでどう見えるかは確認していませんが、これだけ画像の割合を増やす場合には、レイアウトにはかなり工夫が必要になるように思います。
  • 節構成について:§地理に峠がある断層と関連する河川の情報があるのは当然ですが、節末尾にある上根バイパスの節はむしろ後続の§沿革と合わせて掲載されるべき情報に見えます。そして§沿革で説明されている内容は実質的に上根峠ではなく、上根峠を通る交通路の説明となっていますが、目次を見た時に§沿革の配下にある現在の節名、例えば§起源などは自然地形としての峠の起源が解説されていることを期待しますし、§沿革自体も交通路ではなく峠の沿革の記述があることを予想させる名前です。全体として、自然地形の説明と交通路の説明を完全に別節に分離し、それぞれの節が記述している対象が何であるのかを節名で判別できるようにすべきではないかと思います。--TEN会話2019年2月15日 (金) 16:21 (UTC)[返信]

賛成 ちょっと迷いますが賛成とします。この記事の主題は、言葉だけで説明しても絶対にわかりにくい。それを地図類をたくさん用意して解説しようというのは素晴らしいと思いました。

  • 執筆者さんの記事ではいつも私は同じことを言うのですが、よくもまあ紙の文献にあたらずに、ネット情報源だけでここまで記事を仕上げるものだなあ、すごいなあと思います。紙の文献にあたればさらなる加筆が進むだろうと思いますが・・・それをやらずとも現時点で充実した記事だと思います。御本人は「スタブ」テンプレートを貼ってらっしゃったので、そこら辺は遠慮なさっているのかもしれませんが、この水準で「スタブ」ということもないでしょう。自薦での選考ならともかく、勝手に自動選考にあげられて色々言われるのはアレかなあとも思うのですが・・・。
  • たまたま私の手元に『広島県大百科事典』・『角川日本地名大辞典 広島県』・『日本歴史地名大系広島県』があったので、ちょっと加筆しました。3文献にない情報も既にたくさん書かれていますし、重要な点はおおよそ網羅されていると思います。敢えていうと、こうして事典類を3つ並べることでこの主題の代表的・主要なトピックが見えてきたり、全体のバランス感が見えてくるんじゃないかなーと思います。
  • いくつか気になる点がありましたが、主筆者さんの意図をできるだけ尊重し、あまりいじっていないつもりです。
峠の標高
『百科』と『角川』が揃って「286m」。『平凡』は「268m」で、記事中の現地の看板が「268.2m」、徳山大の情報源が「268.1m」。まあ百科と角川は誤記なんでしょうねえ。百科と角川はバイパス開通前の文献なので、旧峠道があってそこは286mだった、なんてパターンはよくあるのですが、本件ではそういう感じでもない。記事の中で用いられている「出典」は国土地理院地図なんですが、三角点があるわけでもなく、明晰に「268.3」となっているわけではなくて、電子国土webの機能として中心点の標高が下部に表示されているだけ。ちょっと出典としては貧弱です。ひとまず「平凡」を出典とすることはできますが、百科と角川の存在を無視するのもスッキリしない。なにか別の補強がほしいですね。
分水界
3文献とも、陰陽分水界であることが最初に書かれています。なので、それを明確にしました。
無能谷
記事の最初の方で「北東側が地質学用語でいう無能谷」とありました。が、読者としては「その地質学用語を説明してよ」となるはずです。「片峠」はまあ、常識的な語とまでは言いませんが、文脈などからだいたい分かるだろうと思います。そんなわけで「無能谷」の出典を求めました。
『百科』には当地が「無能河川」であることが書かれていました。地形用語事典には河川争奪の項目に「無能河川」の解説がありました。それらをもとに加筆しました。いずれの文献にも「無能谷」という言葉は出てこなかったのですが・・・まあひとまずいいでしょう。
私はさわりませんでしたが、無能河川(無能谷)として不自然に広く平坦な谷があることと、後段にある飛行場とは重要な関連性があるはずです。そこらへんももう少しうまく絡めて説明できるといいなあと思います。
河川名
既に使われていた情報源を含めて、ほとんどの情報源が「簸川」で、「簸ノ川」ではなかったです。国土地理院地図も「簸川」。が、角川地名が「簸ノ川」だったのでそのままにしました。
「根谷川」は逆で、国土地理院地図は「根の谷川」。文献は「根谷川」(角川・平凡)、「根之谷川」(百科)。まあどちらも表記ゆれの範囲なので大騒ぎすることではないのですが、何かに揃えておいたほうがスッキリはするかもしれないですね。
白木山から北西に流れる「河川争奪された上流部」の河川名なんですが、『百科』には地図付きで「入甲川」とあり、これは堅いです。角川にも「入甲川」とあります。(広島市のHPでは「人甲川」と書いたものが見当たるのですが、これは誤記ではないかなーと思います。)徳山大のHPでは「桧山川」とあるのですが、ちょっとわかりません。『百科』には「潜竜峡と檜山の谷」とありまして、潜竜峡は峠のつづら折れになっている北西から南東へ流れる部分。桧山という小字も地図で確認できるので、入甲川=桧山川かもしれません。どちらかが支流かも。わかりませんでした。
周辺節
未完成な感じもします。が、記事としては、仮にこれがバッサリなかったとしても十分な水準と思います。
構成と画像レイアウト
TENさんのご指摘と同じように思います。
  • バイパスの記述は道路(交通路)に属したほうが自然に思います。
  • 好みの部類かもしれませんが、このボリュームならば、明治以前の歴史・交通、以後の道路交通、鉄道と、それぞれ別の節に分けてもいいように思います。
  • できれば「地理」節では断層の話の前に、大雑把な話がほしいです。
  • 画像が豊富なのはいいのですが、いくらか整理したほうが読みやすいかもしれません。
  • 主筆者さんの記事ではときどき申し上げるのですが、ネット情報源に依拠していることで、出典の情報源の品質に大きなばらつきがあるのが気になるといえば気になります。「ダメ」ではないのですが。たとえばバイパスの着工や開通に関する情報源が「地域振興だより」のpdfというのはやや心許ないです。「検証可能性」の点では大丈夫ですし、信頼性も、地元の地区の代表が書くことならまあなんか間違っていないんだろうなあとは思うのですが、ルール上は信頼性はきちんと査読を経ていることで期待値が高まるものです。話題にもよりますが、バイパス国道の開通みたいな話題であれば、もう少し堅い情報源が期待できるはずです。百科や角川はバイパス開通前の情報源なので片手落ちなのですが、これらの記述とこの地域振興だよりとはビミョーなズレがありました。たぶん、「年」(1月始まり)と「年度」(4月始まり)の違いや、「事業化」「着手」「着工」「完成」「竣工」「供用開始」あたりのニュアンスの違いがあるだろうと思います。--柒月例祭会話2019年2月16日 (土) 08:58 (UTC)[返信]
  • 賛成 やはりギリギリではあると思うのですが、地図を多用してわかりやすく解説できているものと思い、賛成とします。個人的には、芸備線が通るルートが国道54号と異なる理由が明確なあたりが興味深く読めました。上記の㭍月例祭さんの指摘はもっともなので、今後の改善事項かと思います。--Tam0031会話2019年2月18日 (月) 15:09 (UTC)[返信]
  • コメント 選考終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Mogumin会話2019年2月24日 (日) 23:41 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成2票のため、今回は見送りとなります。--Mogumin会話2019年3月10日 (日) 23:34 (UTC)[返信]