Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ランサムウェア 20140405

ランサムウェア - ノート[編集]

選考終了日時:2014年4月19日 (土) 14:20 (UTC)

コメント まだ日本語版の良質な記事としては不足の感があります(日本語版は英語版より良質な記事への要求水準が高いです)。定義文「ランサムウェアとはマルウェアの一種である」は、なるほどそうなのでしょうけど、これは「コンピュータウイルスとはマルウェアの一種である」に置き換えてもそのまま通用するわけで、ちょっと定義の度合いがあまりにおおまかすぎる感じがします。後ろに続く文章と合わせることできちんとした定義を構成しているのかもしれませんが、冒頭の一文はもう少し意味的に絞られた感じにして欲しいです。
それから、やはり全体に英語からの翻訳調が強いです。私が翻訳するときもこんな感じになってしまっているのであまり人のことは言えませんが、たとえば「ランサムウェアは旧来のワームのようなトロイの木馬として典型的に増殖する」これはちょっと変です。「典型的に」を無視してしまうか、文の前の方へ持って行かないと、日本語として自然な感じではないです。「いくつかのランサムウェアのペイロードは、Windows XPのマイクロソフトライセンス認証の通知を模倣し、コンピュータのウィンドウズが偽造された、または再アクティベーションが必要である、と虚偽の主張をする」これなどは、原文を見ると"Some ransomware"で始まっているわけで、この場合は「いくつかのランサムウェア」と訳すのではなく、「ランサムウェアの中には - するものもある」というように訳す、というのは定番ではないでしょうか。その次の「これらの戦術は」で始まる文もいまいちしっくりきません。
内容的には、「旧来のワームのようなトロイの木馬として増殖する」というのはちょっと疑問です。ワームというのはネットワークから攻撃コードを送り付けて脆弱性を利用して侵入し、また次のシステムを攻撃するようなものだと思うのですが、一方トロイの木馬は無害なファイルを装ってダウンロードさせて、そこで実行させることで感染するようなマルウェアだと思います。ワームのようなトロイの木馬、というのはいまいち理解できません。また、ランサムウェアの中には、システムを凍結するけれど、金を払っても解除してくれないインチキもあったと思いますが、そういうことは触れられているべきことではないでしょうか。--Tam0031会話2014年4月11日 (金) 17:11 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成1票のため、今回は見送りとなります。--Tam0031会話2014年4月20日 (日) 11:26 (UTC)[返信]