Wikipedia:井戸端/subj/専門家が書いた「一般向け書籍」を出典として利用する是非について

専門家が書いた「一般向け書籍」を出典として利用する是非について[編集]

Wikipedia:信頼できる情報源によれば、特に自然科学分野などにおいては、一般向けの情報源からの引用を避けるべきだという記述があります。 農学者の田中修氏や歴史学者の小和田哲男氏は、一般向けの著作を多く執筆しています。また、ナツメ社新星出版社の一般向け書籍には、その分野の専門家が執筆及び監修・査読を担当したものも多くあります。こうした、

「その分野の専門家が書いた、一般向けの書籍」を、執筆、加筆に際して出典として用いることについての(おそらくケースバイケースだと思いますが)是非や、用いることを是とする場合の注意点について、知識・情報の提供をお願いします。--ShellSquid/履歴 2014年6月30日 (月) 04:53 (UTC)[返信]

コメント ShellSquid様が、後学のために議題提起されたのか、御自身が加筆されるにあたってなのか、一般書を元に加筆した記事を見つけて対処に困っておられるのか、主旨がわかりかねますが、私なりの見解を。やはりケースbyケースだと思います。私が多少かじっている天文分野を例に申し上げます。専門書にも全く同じ事が記載されるような場合は、一般書を使っても構わないと思います(太陽系の惑星が8コなのは、一般書でも専門書でも同じです)。また、自然科学記事でも「俗」な部分は、専門書よりも一般書の方が得意ですし、科学的知見に無関係なので、私は積極的に使っています(星雲の愛称など)。ところが「数値」が出てくるような場合は、一般書は不向きです(専門書では2.3432を、一般書では、わかりやすく2と表現する事は多々あります。例:2等星)。なお、日経サイエンスやニュートン程度の一般向け学術誌であれば、そのままにしますが、「科学的でない普通のニュース速報」を元に加筆するのを見た場合は、その元となった出典に置き換えるようにしています。--JapaneseA会話2014年6月30日 (月) 05:45 (UTC)[返信]
コメント「Wikipedia:信頼できる情報源」の、その記述は、翻訳もとの英語版では、さほど時間をおかず除去されていたものだったと思います。そのうち除去または書き換えを提案したいと思っていた。
とりあえず単に「専門書」「一般書」と分けますね。出典無しよりはなんでもいいから出典があったほうがいい。専門家が書いた一般書なら、基本的には十分。
  • 専門書と一般書で記述が異なる場合には、基本的には、専門書を優先。特に、事実関係については、そうですね。例外的な事柄についての記述などだと、一般書では省かれている可能性がある。逆に、専門書のほうが扱う範囲は狭いことが多い。ただし、刊行年に注意。
  • 冒頭部や概観を示すようなときに、わかりやすく図式化したり、一部例外的なものを省略して記述するほうがいいようなときは、一般書のほうを参考にしたほうがいい場合もある。専門事典ではない百科事典としては、周辺的な事柄を補うためには、一般書を使うことも有用。--Ks aka 98会話2014年6月30日 (月) 05:54 (UTC)[返信]
コメント 理系分野限定の条件を一般化しないで頂きたいものです。文系分野には「一般向けの出版物からの引用を避ける」といった明確な記述はありません。歴史学者の書いた一般書を例に出すのは不適です。--118.6.71.92 2014年6月30日 (月) 07:16 (UTC)[返信]
情報 最近ノート:血清において同様の話があります。--Vigorous actionTalk/History2014年6月30日 (月) 10:31 (UTC)[返信]
もし、ShellSquid様がヨーロッパカラマツを想定してこの提起をなさったのであれば、筋違いですよ。私が問題にしたのは、植物学者が書いていないらしいものを出典にしていたからです。園芸分野は植物学ではないですよね。百科事典は専門家が書いたでしょうが、それはもはや一般書ですらないです。--Ks会話2014年6月30日 (月) 12:33 (UTC)[返信]
私も、専門家の書いた一般書はよく参考にします。ジャンルが違うときは専門書は読めないですからね。発生分野なんかはほぼそうです。ただ、あまりに一般向けすぎると、かみ砕きすぎて元が分からなくなる嫌いがある。その辺りは本の軟らかさの程度を見る必要がありますね。--Ks会話2014年6月30日 (月) 12:33 (UTC)[返信]
ヨーロッパカラマツのみを想起してこの質問をしたわけではなく、私が虚偽編集をしてしまったカラマツ属及び自分が提起したノート:松永久秀などを見て、質問した次第です。ただし、現在ではカラマツ属での虚偽編集については、これは岡本省吾氏の執筆した書籍を使ったのですが、これは書籍の刊行年が古くまた岡本氏は植物に関しての知識はありそれ相応の肩書きを持っているものの巻末にある著者紹介の文章を見たところ岡本省吾氏は植物学者ではないようなので、彼の書籍1本のみを根拠に加筆をしたのが軽率であったと解釈していますのでこの井戸端での議論提起にあたっては現在の所特に考慮していません。
Vigorous action様、JapaneseA様、Ks aka 98様、Ks様、118.6.71.92様、情報提供ありがとうございます。「後学のために議題提起」したわけではありません。そのような大仰なことをしたわけではなく、単に出典を明記したのに結果として自分の編集が記事の質を低下させてしまったらしく、混乱してしまったのでこのような話を提起しました。お騒がせしました。--ShellSquid/履歴 2014年7月1日 (火) 03:48 (UTC)[返信]