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Wikipedia:井戸端/subj/「Template:Wikidata」の利用について

「Template:Wikidata」の利用について[編集]

初めて投稿します。ウィキペディア記事内の事実情報をウィキデータから参照できるTemplate:Wikidataen)について、以前はエラーが出ていたのですが最近アップデートされたようで動作するようになっています。 (利用例) 個人的にはウィキペディア内の変わり得る値(自治体の人口や市長の名前など)はウィキデータで一元的に更新して、ウィキペディアはそこから参照する形にできると良いなと思っていたので、このテンプレートを使って行きたいのですが、実際の記事に使い始めても良いものでしょうか。 enではコミュニティ内で長所と短所を検討しながら進めているようですがinfoboxの内容を完全にウィキデータで置き換えた記事は1000件を越えています。-- Higa4会話2017年8月25日 (金) 22:19 (UTC)[返信]

Wikidataの利用自体は、日本語版でもすでに広く行われています。たとえばモジュール:Wikidataへのリンク(特別:リンク元/モジュール:Wikidata)はすでにかなり多いです。そちらのテンプレートで使用されているモジュール:Wdはまだあまり使用されてないようですが、出典付きで数値を呼び出せる機能があるのですね?すごい便利そうです。ただひとつ気になるのは、モジュールやテンプレートの解説がまったく何もない点です(そのページに限った話ではないですが・・)。これだと日本語しか読めない人はまったく何なのか理解できなくなってしまいますから、「これはこういうことをしてるテンプレートです、モジュールです」ぐらいの簡易な解説は必要だろうと感じます。「詳細は英語版を参照」でもいいので。日本語で機能が解説されていれば、日本語版内での利用の普及、改良のスピードなども上がりやすくなります。--Was a bee会話2017年8月26日 (土) 11:26 (UTC)[返信]
既に使われ始めているモジュールもあるんですね。また、文書化のご助言ありがとうございます。英語版を元に翻訳なり要約なりまとめてみます。不慣れなため1点教えて頂けるとありがたいのですが、英語版ではテンプレート名の後に/docをつけてTemplate:Wikidata/docにドキュメントを置いているようですが、日本語版の同じところTemplate:Wikidata/docに置こうとするとTemplate:Wikidata value/docにリダイレクトされてしまいます。これはどうしたら良いでしょうか。-- Higa4会話2017年8月26日 (土) 13:37 (UTC)[返信]
何の症状でしょうかね。Template:Wikidataにドキュメントを作成してみました。これで編集できると思います。--Was a bee会話2017年8月26日 (土) 14:27 (UTC)[返信]
ありがとうございます。ひとまず英語版をコピーして見出し部分を訳しました。Template:Wikidata本文も順次訳してみます。--Higa4会話2017年8月26日 (土) 23:39 (UTC)[返信]
ここでいいんでしょうか? これ運用考えますとちょっと制限をかけてもらいたいんです。Wikidata側が間違っている場合に修正するのが手間な上、他言語版と編集合戦が発生する可能性が無視できないってのは本質的にWikidata側の問題のため置いておくとして(英語版の議論では済まない点として英語話者の声が異常に大きくなると言う問題は、参加者の少なさと相まってWikidataに限らずプロジェクト全体が抱える深刻な欠陥ですが、英語資料が間違っているなんてのは普通に発生します)、Wikidataと便宜的に結びつけられているだけの記事で問題が生ずるのは明らかです(間違った結びつけなら解除や移動で済みます)。さらに、出典が異なる場合Wikidata側からの表示は誤りとなるか記事を破壊して適用することになりますが、これはどちらも問題があります。Wikidataには情報源を欠く記載も多く、存在していてもPOVや大本営発表の可能性は否定できませんし、Wikipediaを典拠とする場合もあり、そこまで信用を置いてよいものではないのです。このような問題を回避することを考えると{{Template名}}だけで機能させてしまう英語版方式は問題が多いです(理解していない人が多用したり、パラメータを意図的に削除することが想定される。誤情報・典拠なしでも表示されるが、そういった利用者はパラメータの追加すら難しいと考えられます)。そこで明示的にWikidataを参照するように限定できませんか? 誤っていてもその部分だけ調整するなら、パラーメータを記述する以外のスキルは必要ありません。またWikidata側を反映すると問題のある部分であれば、明示的に除去することも必要になります。呼び出しているテンプレート側の調整になると考えますが、今の数なら間に合いそうです。--Open-box会話2017年8月28日 (月) 01:24 (UTC)[返信]
当方、ウィキペディアの経験が浅いため、経験者のみなさまでご判断頂ければと考えておりますが、データの入力元がウィキデータという別プロジェクトになるということは影響が大きいと思われるため、慎重なご意見はあって当然かと思います。技術面もよく分かっていないのですが「明示的にWikidataを参照するように限定」する、というのは具体的にどのような進め方をすれば良いでしょうか。「Template:Wikidata」を直接使うのではなくて、もっと限定したテンプレートを作って、それを使うというイメージでしょうか。あるいは、本文内で使う前にまずはウィキデータを参照するinfoboxを作って(enでの世界遺産infoboxその利用例)そのinfoboxを利用したい人が利用することから始める、といった進め方などはご指摘の意図に適いますでしょうか。--Higa4会話2017年8月28日 (月) 11:08 (UTC)[返信]
コメント Open-boxさんがご懸念の点はまさに大切な点です。ただ、多分ですが、二つ上の節で「Template:Infobox gene」の話題が出てたので、Wikidataを利用したテンプレートとしてあれが一般的なものと想定してコメントされたのかな、と思いました。しかし Infobox_gene は、英語版の中でもかなり(というかダントツに?)異色な設計のテンプレートで、一般的なものではないです。あのテンプレートは英語版でもちょこちょこ「扱いにくい」という趣旨の投稿がありますので、Infobox_gene の仕様に関しては、基本的にあのテンプレートの問題として考えれば良いと思います。より一般的な Wikidata の用法としては Higa4さんが例に出されたようなものが、現状の主流かと思います。数多くある情報の内、論争が起きる余地がないような情報に関して、Wikidataから自動で情報を引っ張ってくる、というような利用法です。たとえば「en:Template:Infobox_World_Heritage_Site」を見ると、ウィキペディア側で何も入力がない場合に、「世界遺産に登録された年」とか「遺産の場所の地理座標」とか、基本的に編集合戦になりにくいようなタイプの情報に関して、ウィキデータから自動で情報が引っ張ってこられる、という仕様になってます。今のところ、こういう使い方がほとんどだと思います。--Was a bee会話2017年8月28日 (月) 16:54 (UTC)[返信]
コメント Infobox_geneではありません。それは、構造上は{{Normdaten}}(これはパラメータ指定が例外)に性格が近いテンプレートで、まともにメンテナンスできないとか、wikidata側が空だったり間違ってたら面倒だという問題はあるものの、「Wikidataから引っ張ってくる」ためのテンプレートと考えれば、「出来が問題だから作り直そう」「パラメータ指定型の同等テンプレートを作ろう」と考えることはあっても、「テンプレートの機能上の問題」ではないのです。想定したのは{{月のクレーター}}です。これは、パラメータを指定して使用するタイプのテンプレートですが、画像パラメータの場合「記載されていない」と自動で読みに行き、「空」だと空になります。このような挙動に対して、意図的にWikidataを読ませる/「記載されていない」場合は空にする挙動を可能にしたいんです(編集合戦が起きないと見込まれるようなケースなら、記載されていない場合に読み出すのはありでしょう)。これは、{{Wikidata}}ではなく、利用するテンプレート側の問題になると想定しています。Was a beeさんが挙げられた例ですと、登録年は争いがないでしょうが、座標は実は結構争いの余地があります。分散しているものや広域を指定する場合はもちろん、特定の建造物や地点の座標ですら結構ずれが発生します。これは「どこを基準点にするか」「どこまで記載するか(例えば「秒未満を書かない」選択肢もありますが、Wikidataには結構載っていたり)」という2点の争いが発生するためです。物品の開発者、施設の建造年など、あまり相違がなさそうなものでも意外に発生しますので、「判ってない人がやらかす」「善意によって引き起こされる問題」の手当てをしておくべきだと考えるのです。--Open-box会話2017年8月30日 (水) 15:38 (UTC)[返信]
コメント 画像の読み出しが自動化されてるのは良くないかも、というのは自分も感じる所があります。たとえば「日本語の文字で解説を入れた図」が日本語版の読者にとって最適でも、ウィキデータでそれが代表画像として登録される可能性はまずないでしょうから。具体的に思いつく技術的解決としては・・・テンプレートに「条件分岐 (if文)を明示的に入れること」で解決できるかと。たとえば
  • image = で無指定だと、画像は何も表示されない。
  • image = File:hogehoge.png のように画像を指定すると、その画像が表示される。
  • image = wikidata と入力すると「ウィキデータに登録されてる画像を表示」する。
このようにしておけば、「何も知らずに、どこから来たのか良く分からない画像が勝手に表示される」という事態は避けれるのでは。--Was a bee会話2017年8月30日 (水) 19:57 (UTC)[返信]
ちなみにこの場合のテンプレートの具体的な変更内容としては、Help:条件文#ifeqを使って、{{月のクレーター}}の image = の行を次のように変えれば良いです(動作確認はしてませんが)。
| image = {{#ifeq: {{{image}}} | "wikidata" | (ここにwikidataから画像を呼び出すコード) | {{{image|}}} }}
--Was a bee会話2017年8月30日 (水) 22:05 (UTC)[返信]
Open-boxさんの問題提起から、ちょっと色々考えました。記事内部で内容と関わる場合は、日本語版では「ウィキデータからの情報を利用する場合は、明示的に呼び出す」みたいな決まりがあった方がいいのかもしれません。というのも、「ウィキデータは議論から何から全て英語で行われているサイト」なので、たとえば編集合戦が起きたら、「英語で議論できない編集者は何もできなくなる」からです。たとえば仮に「ウィキデータのページが荒らされてるから、保護を依頼する」という場合だけでも、(建前としてどうか知りませんが、現実的には)英語で依頼しないと反応は得られない現状があります。たとえば日本語版でいうところのWikipedia:管理者伝言板は、ウィキデータではココです d:Wikidata:Administrators' noticeboard。見れば分かりますが100%英語です。また読者の立場から考えても、英語がスラスラ読めないと、過去の履歴を追いかける事は難しくなります(このデータに落ち着くまで、かつてどういう議論があったか、どういう人が編集したかといった事は、英語をスラスラ読める人以外には分からなくなる)。こう考えると、日本語版で何かルールを作って自衛した方がいいのではないか、と。--Was a bee会話2017年9月1日 (金) 16:01 (UTC)[返信]
この前は{{基礎情報 書籍}}をウィキデータから情報を引き出せるように編集しました。その時は引数で上書きできるようにしました。引数が指定されていない時だけ、ウィキデータの情報を引き出します。こんな設置はいかがでしょうか。 --Kanashimi会話2017年9月2日 (土) 11:34 (UTC)[返信]
現在進行しているのは、そのような実装で問題が発生するという話です。出典が異なる場合に衝突が生じる、Wikidataは出典が怪しいものまで取り込んでる、Wikidataが間違っている場合の対処に問題がある(英語の壁がそこに加わります)、1:1でWikidataと結びついていない場合がある、省略で参照可能にすると必ずパラメータ除去が発生する(置換荒らしも想定されます)、Wikidata以外を意図的に指定することが適切な場合もある等は今までに上がっています。--Open-box会話2017年9月4日 (月) 01:04 (UTC)[返信]
{{wikidata}}自体は、「Wikidataを指定、読み出すパラメーターを指定、出典も取得」など高機能なのですが、それがWikidataに記載されている内容を担保するものではないので「ウィキデータからの情報を利用する場合は、明示的に呼び出す」は、簡便な対処としては有効と考えます。明示的に呼び出す手法として、設定されているWikidata以外(複数の記事が未分割だったり、統合されている場合には必要になります)から呼び出す事を考えて、"QXXXX"を書けばそこを参照する・Wikidataだけなら設定されているWikidataを自動でとは思いつきましたが、本来のコードとしてQXXXXが入る場合に面倒ですね。「明示的に呼び出す」はあえて不便にして乱用を防ぐ手法なので、その延長で素直に書いてもらう(あえて書く人は判っているだろうと想定)のも手です。--Open-box会話2017年9月4日 (月) 01:04 (UTC)[返信]
コメント 議論が英語で行われているのは、英語版ウィキペディアやコモンズも同じだと思います。日本語版が発足してから今まで(そしてこれからも)、これらのサイトから得られている恩恵を考慮すれば、英語で議論が行われているというだけで拒否してしまうのは、臆病に過ぎるのではないでしょうか。明らかな間違いがある時など、ウィキデータの値を修正する際に議論が必須ではありません。日本語版の方で通常のテンプレート引数を使って上書きする仕様にもできます。色々な問題が起きるとは思いますが、テンプレートの整備が進められていますし、一つ一つ解決して、ガッツリとウィキデータの恩恵を得る方向に進むことを期待しています。--Frozen-mikan会話2017年9月4日 (月) 05:23 (UTC)[返信]
根底からひっくり返すようで申し訳ないんですが、「確実なところから」と考えてWikidataを導入しようとしているのに本当に有益なのは変動する不安定かつ信頼性が低く使えないところになるので、ガッツリ恩恵を得るのはこの議論とは無関係に難しいです(確実な値は書き忘れのカバーって方向性になるので、恩恵は小さいのです)。
Frozen-mikanさんの案の問題は、Wikidataに強制的に置換され、記事が毀損されたりWikidataが保有する問題点が反映されることにあります。これは、疑問を差し挟む余地がありません。なぜなら、日本語版のテンプレート周りで発生する問題の一部は、(誤っていたり劣っていても)「英語版に合わせればいいや」と気軽に導入することにあるからで、引数を書かないことで反映することはその一環になるからです。テンプレートの導入は一瞬ですがその後始末には多大な労力を要します。一つのテンプレートを除去するには、使用目的に問題が無ければ代替テンプレートを整えるか改訂し、英語版を使いたい利用者のために引数を使用可能にし、問題のあるテンプレートを差し替えて旧式を使用停止にするか削除し、導入されてしまった個々の記事を調整する。書いてしまうと簡単ですが、これにはとてつもない労力が必要となるのです(航空分野はLTAが英語版から導入した問題あるテンプレートの差し替え作業が頻繁に発生していました。今でもその影響はあります)。これは通常の引数を使用して上書きすることでは、決して対処できません。むしろ、引数を書かなくても機能するなら積極的に削除される可能性があります。そして、それは悪意がない利用者ほど「軽量化」と称して手を出しやすいところになります(記事単体の問題であれば、発覚しなければそれまでです)。ですから、「異論の発生する余地がない」場合以外は(なおこの場合でも引数の設定は必要です。省略したい場合、例外的に怪しい場合、結びついている記事の違い等に対応する必要があります)、明示的に呼び出して使用せざるを得ないのですし、この方法であれば今でも可能です({{wikidata}}は単独で機能します)。また、infoboxのような基本的な道具は「日本語」しか解さない不慣れな人でも問題なく使用できる必要があります。この場合、議論は苦手、英語も自信ない(つまり引数が日本語化できないテンプレートは本質的には全部問題ありです。日本語だけですと今度は運用上の不都合が発生しますが)、だから英語で議論なんてとんでもないって利用者が使用しても問題がないところを目指すものです(この種の想定をする人が自身を最低ラインに置いて考えると、想定できてないって指摘されるのはよくあることです)。黙って修正すれば大丈夫って発想に至るには、不慣れな人ほど心理的に無視できない壁があるのですし(いきなり乗り越えちゃう人ってのは、それはそれで問題を起こすことに)、明らかな間違いと考えてもそれが通用するとは限りません。まして英語版やコモンズは利用側が可否を選択するため議論不要ですが(「英語版使えない、書き下ろす」ってのはありがちです)、これと異なりデータは、観点が反映されやすいにもかかわらずWikidataにまとめることで問題が発生しやすい性格があるのに、英語で進行します。それを黙って変更するか英語で議論しろと万人に要求するのは不当ではないが無茶な要求であり、それらを懸念することを臆病と評するのは、楽観的に過ぎ妥当ではないと考えます。日本語版側で独自に対処するには、利用側が黙示の同意ではなく可否を選択できるようにする必要があるのです。--Open-box会話2017年9月4日 (月) 12:17 (UTC)[返信]
コメント 長過ぎるので何が主旨なのか理解しにくいです。Open-boxさんの根底にあるのは「ウィキデータが信用できない」ということでしょうか。そういうことであれば恩恵は全く無いと思いますので、議論の余地もないでしょう。--Frozen-mikan会話2017年9月4日 (月) 13:49 (UTC)[返信]

(段落戻す) 考えていくとウィキデータの利用に関して論点は色々あります。そして多くは、分野やデータごとの個別の話し合いになるような事が多そうです(たとえば「政治的に荒れそうなトピックでは避けよ」等々)。ただ「取り返しが付かなくなるから、現時点でとりあえずストップをかけといた方がいい」ことは、一点だけあるかと思います。ルール風に書けば...

  • テンプレートでウィキデータから情報を呼び出すようにしたからといって、日本語版の infobox内 に記述されているデータを、(考えなしに)機械的に一斉除去するようなことはしないでください

これは結構起きそうなことなので、注意した方がいいかと。この背景としては5年-10年という先を考えたとき、「ウィキデータが、最終的に全てのデータ領域で標準のツールになることはない」という事があります。{{Normdaten}}に代表される識別子(ID)のような定型的なデータ領域ではウィキデータは非常に優秀なツールになります。しかし自然言語による記述が必要なデータなどは、ウィキデータの有用性は限定的です。つまり、識別子(ID)のような領域ではウィキデータはすばらしいデータベースになるでしょうが、別の領域ではひっくり返したおもちゃ箱(または最悪の場合はゴミ箱・・)のようなものになってしまう、という可能性は現時点でおおよそ予測がつきます。つまり起きうる最悪の事態は「日本語版の infobox内 に記述されているデータを除去したのに、ウィキデータがゴミ箱になってしまった・・・」というものです。こうなると復旧するのも恐ろしい手間になります。ということで、この一点だけ注意しておけば、とりあえず「取り返しがつかないこと」はないかと思います。どうでしょうか。--Was a bee会話2017年9月8日 (金) 23:29 (UTC)[返信]

議論・運用の開始地点としては妥当と考えます。自動的に一意に定まるようなものであればWikidataは省力化に有用ですが、回線負荷の問題があるのでわざわざWikidataに任せるのもどうかという別の問題もあります。ですから、「除去しないでください」ぐらい強くてもいいのではないかと思いますが、現在存在するテンプレートのいくつかは機械的な除去を推奨しかねない仕組みになっていることを考慮すると運用が逆になるのですから、経過措置で軽めにすることはできるでしょう。モジュール:Wikidataとモジュール:Wdを利用している現存するテンプレートの挙動をざっくり分類してみました(いくつか切り分けられなかったものもあります)。
挙動 テンプレート
Wikidataに依存、特定のWikidata指定可 {{Infobox_gene}}、{{Normdaten}}
Wikidataに依存、パラメータ追記可 {{望遠鏡}}、{{Infobox 天文台}}
Wikidataに依存、変更不可? {{Infobox anatomy}}
パラメータ優先、省略可、Wikidata自動補充 {{テニス選手}}、{{月のクレーター}}、{{Infobox medical condition}}、{{Infobox Chess player}}、{{Infobox Award}}、{{スキー選手}}、{{Infobox sportsperson}}、{{Infobox football official 2}}
パラメータ優先、省略不可、Wikidata自動補充 {{Infobox Australian Place}}
パラメータ優先、省略可、Wikidata指定補充 なし
画像が無い場合にWikidata経由で補充するテンプレートが目立ちます。人物画像で、そりゃないよって画像が指定されるケースもあったのでパラメータ優先は必須でしょう。ただ、これら以外にもモジュール:Uses Wikidataを使用しているケースもあり、doc込みではありますが200件以上ありましたので、想定以上に広がっています(サンフランシスコ (セブ州)で気が付きましたが、Wikidata任せによる誤表示が発生していました)。恐らくこれ以外にも特化したWikidataを使用するモジュール・テンプレートの存在は予想されます。また、意図的に呼び出さなければならないものは少なくともモジュール:Wikidataとモジュール:Wdには見つかりません(モジュール:Uses Wikidataですと、例えば{{PH wikidata}}はフィリピンに特化した{{Wikidata}}的な性格があり、意図的に用いる事が必要なタイプです)。英語版からの翻訳で悪意無く導入されるのでしょうが(悪意を持って導入するケースもありえます)、このままでは問題の拡大を止められません。「とんでもない画像を引く可能性がある」というこの議論では完全に予想外の問題も発生したため、これは早急に対処しないとまずい状況ではないかと。「出典が得られないデータをウィキデータから呼び出さないでください」も必要だと思うのですが、画像のように問題がないものやテンプレート側が対応していないケースが考えられますね。--Open-box会話2017年9月11日 (月) 12:50 (UTC)[返信]

コメント ウィキデータの話をされているのでコメントさせて下さい。以前に外部リンクテンプレートでウィキデータがあるものをCategory:ウィキデータを利用しているテンプレートに入れて利用出来るようにしました。英語版にあるこのen:Template:Sports linksen:Module:External links/conf/Sports)の導入を考えているのですが、問題があるでしょうか。複数の外部リンクをウィキデータを利用してまとめて呼び出すことが出来るようになります。ウィキデータを利用しているTemplate:TwitterTemplate:FacebookTemplate:Instagramなども一つのテンプレート(Template:SNS)を作ってNormdatenのようにまとめて呼び出せれば便利だと思います。

Infoboxもコモンズに画像はあるけど、日本版の記事で画像が入っていない記事がたくさんあります。画像が削除された場合あれば別の画像を入れてほしいです。ウィキデータを利用して表示出来れば便利だと思います。指定がある場合はパラメータ優先にするのは適切でしょう。ウィキデータを利用してTemplate:テニス選手を改訂したいのですが、上手くいきませんでした。受賞d:Property:P166に国際テニス殿堂d:Q52454がある人物の殿堂入り年d:Property:P585を表示出来るように改訂したいのですが、難しいでしょうか(例ピート・サンプラス)。--Rain night 2017年9月12日 (火) 07:50 (UTC)[返信]

Category:ウィキデータを利用しているモジュールもありますし、増えたものを考慮すると一度Wikipedia:ウィキデータにサブページでも作って調査から入る必要がありそうです。明白に使用されていないものや問題があるものは修正・削除依頼・廃止による対処も必要でしょう。{{テニス選手}}でWikidataから画像を表示するには、引数ごとパラメータを除去すれば表示されます。引数なし=ウィキデータ、パラメータなし=画像無し、パラメータ指定=指定画像なので、これを自動化することはパラメータ優先との兼ね合いで難しいです。Wikidataを意図的に呼び出すようにすれば、botで空欄→Wikidataに画像指定があれば呼び出しという作業は可能になるでしょうが、呼び出された画像が適切なのかという別の問題があり、自動化にはあまり向いていないのかも知れません。SNSは同種を複数持つことが少なからずあるため、Wikidataとは無関係に一括してまとめるには向いていなかったり。--Open-box会話2017年9月12日 (火) 22:44 (UTC)[返信]

冒頭の方でOpen-boxさんより出典についての問題提起もありましたが、Wikidata Statsによれば2017/9月現在ウィキデータにある約2億4千万件ののうち、出典が無いものが約9千万件、出典をウィキペディアとしているものが約4千万件となっています。(なお、出典が無いものの中には明らかすぎて出典がみつけづらいもの、例えばドナルド・トランプは「ヒト」である、などの文もあり、必ずしも「出典が無い=信頼できない」ではないものもあります。)出典に関する運用方針も必要ではないかと思い、以下に私から見えている範囲での出典に関する現状と課題を、WPとそれに対応するWDの有無のパターンごとにまとめてみました。どちらかといえばウィキデータ側でちゃんとやるべき話ですが(ウィキデータコミュニティ内でも出典としてのウィキペディアはその元になった二次資料に書き換えることが推奨されています)、ウィキペディアの執筆と関係する部分があるのでたたき台としてご参考までに。

ウィキペディア(WP)日本語版記事 ウィキデータ(WD)項目 現状 出典 WPでWDを参照読み込みする際の留意点 想定される課題とその対策例
WP側のinfoboxの内容がbotによりインポートされることが多い。その上で人間の手でメンテナンスされる。 「WP日本語版」となっていることが多い WD側の出典(移入元)欄が「WP日本語版」となっている場合は、WPに出典表記されている二次資料に書き換える。 WP側の出典(二次資料)は個々の事実情報(例:生年月日、所在地、人口)単位ではなく、文や段落単位に(場合によっては複数)示されていることが多いので、事実情報ごとの出典が正確には読み取れないケースが想定される。→WP記事執筆時など、できるだけ二次資料を参照できるタイミングでWD項目側にも個々の事実情報(プロパティ)単位の出典を同時に登録できると良い。
比較的新しい記事など。 - WP記事を見ながらWDの項目を新規作成し、個々の事実情報(WDで云うプロパティ)の出典欄に「WP日本語版」ではなく、WPに出典表記されている二次資料を登録する。 同上
WP日本語版以外のソースからのインポートなど。独立記事作成のルールが似てはいるが一部異なるため、WPでは独立記事として認められないものがWDでは存在する場合がある。またWDは物事や概念ひとつずつに項目がひとつ作成されるが、WPでは違う物事であっても関係の深い内容が同一記事内に書かれていることがある。 WP各国語版、書籍、Webサイト等 WP記事を書きつつ、事実情報(例:生年月日、所在地、人口)についてはWD項目を充実させて事実情報ごとに出典を記載。 同上
- - WP記事を新規作成しつつ、事実情報(例:生年月日、所在地、人口)についてはWD項目を新規作成して事実情報ごとに出典を記載。 同上

--Higa4会話2017年9月13日 (水) 02:57 (UTC)[返信]