Vagrant (ソフトウェア)
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'vagrant up' コマンドによる仮想マシンの起動 | |
作者 | Mitchell Hashimoto |
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開発元 |
Mitchell Hashimoto, John Bender |
最新版 | 2.4.1[1] - 2024年1月19日 [±] |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | Go |
対応OS |
Microsoft Windows macOS, Linux |
対応言語 | 英語 |
サポート状況 | サポート中 |
ライセンス | Business Source License(ソースアベイラブル)[2] |
公式サイト |
www |
Vagrant(ベイグラント)は、仮想機械を構築するためのソフトウェアである[3]。構成情報を記述した設定ファイル (Vagrantfile) を元に、仮想環境の構築から設定までを自動的に行うことができる[4]。最新版v3はGoで開発されている。ソースアベイラブルの Business Source License で配布されている。
概要
[編集]仮想機械の提供自体は、VirtualBoxをはじめとする仮想化ソフトウェアが行う。Vagrantは、これらソフトウェアが用意されているのを前提として、仮想機械の設定や立ち上げに特化している。このため、既存の仮想化ソフトウェア及び構成管理ソフトウェア(例: ChefやSalt、Puppet、Ansible)をラップしたものとみなすこともできる。
サポート
[編集]当初はVirtualBoxをターゲットとしていたが、1.1以降のバージョンではVMwareなどの他の仮想化ソフトウェアやAmazon EC2のようなサーバー環境も対象とできるようになった[5]。Vagrant自身はRubyで作成されているが、PHPやPython、Java、C#、JavaScriptといった、他のプログラミング言語の開発においても用いることができる[6][7]。
バージョン1.6以降ではコンテナ管理フレームワークのDockerがネイティブサポートされており、軽量コンテナLXCを取り扱えないWindowsやMac上でも各種Linuxベースの開発環境を容易に利用できるようになった。[8]
またvagrant-libvirtプラグインにより、仮想化管理用APIのlibvirtもサポートされている[9]。
参考文献
[編集]- ^ "Release 2.4.1"; 閲覧日: 2024年2月20日; 出版日: 2024年1月19日.
- ^ vagrant/LICENSE at main · hashicorp/vagrant - GitHub
- ^ “Introducing Vagrant”. Linux Journal. (14 November 2012) 2013年10月23日閲覧。
- ^ “仮想環境構築ツール「Vagrant」で開発環境を仮想マシン上に自動作成する”. さくらのナレッジ (2014年1月8日). 2014年10月13日閲覧。
- ^ Mitchell Hashimoto (2013). Vagrant: Up and Running. オライリーメディア. p. 13. ISBN 978-1449335830
- ^ “Vagrant: EC2-Like Virtual Machine Building and Provisioning from Ruby”. May 14, 2012閲覧。
- ^ “Vagrant - Getting Started - Project Setup”. September 20, 2012閲覧。
- ^ “Vagrant 1.6”. Vagrantup.com (2014年5月6日). 2014年6月14日閲覧。
- ^ “pradels/vagrant-libvirt”. Github.com. 2014年4月3日閲覧。