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Vagrant (ソフトウェア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Vagrant
'vagrant up' コマンドによる仮想マシンの起動
作者 Mitchell Hashimoto
開発元 Mitchell Hashimoto,
John Bender
最新版 2.4.1[1] ウィキデータを編集 - 2024年1月19日 (8か月前) [±]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Go
対応OS Microsoft Windows
macOS, Linux
対応言語 英語
サポート状況 サポート中
ライセンス Business Source License(ソースアベイラブル[2]
公式サイト www.vagrantup.com
テンプレートを表示

Vagrant(ベイグラント)は、仮想機械を構築するためのソフトウェアである[3]。構成情報を記述した設定ファイル (Vagrantfile) を元に、仮想環境の構築から設定までを自動的に行うことができる[4]。最新版v3はGoで開発されている。ソースアベイラブルの Business Source License で配布されている。

概要

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仮想機械の提供自体は、VirtualBoxをはじめとする仮想化ソフトウェアが行う。Vagrantは、これらソフトウェアが用意されているのを前提として、仮想機械の設定や立ち上げに特化している。このため、既存の仮想化ソフトウェア及び構成管理ソフトウェア(例: ChefSalt英語版PuppetAnsible)をラップしたものとみなすこともできる。

サポート

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当初はVirtualBoxをターゲットとしていたが、1.1以降のバージョンではVMwareなどの他の仮想化ソフトウェアやAmazon EC2のようなサーバー環境も対象とできるようになった[5]。Vagrant自身はRubyで作成されているが、PHPPythonJavaC#JavaScriptといった、他のプログラミング言語の開発においても用いることができる[6][7]

バージョン1.6以降ではコンテナ管理フレームワークのDockerがネイティブサポートされており、軽量コンテナLXCを取り扱えないWindowsやMac上でも各種Linuxベースの開発環境を容易に利用できるようになった。[8]

またvagrant-libvirtプラグインにより、仮想化管理用APIのlibvirtもサポートされている[9]

参考文献

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  1. ^ "Release 2.4.1"; 閲覧日: 2024年2月20日; 出版日: 2024年1月19日.
  2. ^ vagrant/LICENSE at main · hashicorp/vagrant - GitHub
  3. ^ “Introducing Vagrant”. Linux Journal. (14 November 2012). http://www.linuxjournal.com/content/introducing-vagrant 2013年10月23日閲覧。 
  4. ^ 仮想環境構築ツール「Vagrant」で開発環境を仮想マシン上に自動作成する”. さくらのナレッジ (2014年1月8日). 2014年10月13日閲覧。
  5. ^ Mitchell Hashimoto (2013). Vagrant: Up and Running. オライリーメディア. p. 13. ISBN 978-1449335830. http://cdn.oreillystatic.com/oreilly/booksamplers/9781449335830_sampler.pdf 
  6. ^ Vagrant: EC2-Like Virtual Machine Building and Provisioning from Ruby”. May 14, 2012閲覧。
  7. ^ Vagrant - Getting Started - Project Setup”. September 20, 2012閲覧。
  8. ^ Vagrant 1.6”. Vagrantup.com (2014年5月6日). 2014年6月14日閲覧。
  9. ^ pradels/vagrant-libvirt”. Github.com. 2014年4月3日閲覧。

外部リンク

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