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The Chinese Family

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
The Chinese Family
監督 Pat Boonnitipat
脚本 Thodsapon Thiptinnakorn
Pat Boonnitipat
製作 Vanridee Pongsittisak
ジラ・マリクン
出演者 プッティポン・アッサラッタナクン
Usha Seamkhum
Sarinrat Thomas
サンヤ・クナコーン
Pongsatorn Jongwilas
トンタワン・タンティウェーチャクン
音楽 Jaithep Raroengjai
撮影 Boonyanuch Kraithong
編集 Thammarat Sumethsupachok
製作会社 ジョー・クワン・フィルム
配給 GDH
公開 タイ王国の旗2024年4月4日
製作国 タイ王国の旗 タイ
言語 タイ語, 潮州語
興行収入 170.43 百万バーツ(バンコク及び周辺部およびチェンマイ)
334百万バーツ(タイ全国)
(2024年6月30日現在)
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The Chinese Family (英語: How to Make Millions Before Grandma Dies 泰題: หลานม่า(LAHN MAH) ) は、タイのドラマ映画である。公開は2024年。製作はジョー・クワン・フィルム、配給はGDH。 Pat Boonnitipat監督、Vanridee Pongsittisak及びジラ・マリクン制作。主な出演者は プッティポン・アッサラッタナクン ,トンタワン・タンティウェーチャクン, サンヤ・クナコーン , Pongsatorn Jongwilas, Sarinrat Thomas、および先輩俳優として Usha Seamkhum である。

あらすじ[編集]

この映画は、タイの家族に存在しがちな実話にインスピレーションを得た物語である[1]。 物語は通常の仕事を辞める決意をした主人公、エム(プッティポン・アッサラッタナクン)を通じて描かれる。彼は家族全体を見守る祖母、メンジュ(Usha Seamkhum)と一緒に暮らすために実家に帰ってくる。一見これは祖母の最期を看取るための孫の世話のように見えるが、実はエムには隠している目的があった。彼は直前にムイ(トンタワン・タンティウェーチャクン)が祖父から1000万バーツ相当の大きな家を相続したと聞いたばかりだったのだった。彼は祖母から信頼されようとあらゆる手を尽くす。しかし、祖母がある障壁を彼の前に掲げたことをきっかけに、彼は少しずつ生き方を学び始める。そして、祖母によって、ある日あるものが一変することになる。

出演者[編集]

サウンドトラック[編集]

制作 PR 公開[編集]

この映画"หลานม่า"はGDHが2023年の記者会見で『The Chinese Family』というタイトルで発表されたプロジェクトである。記者会見時には、同年末に公開される予定であったが、映画公開を控えている他の映画が多かったため、GDHは公開を2024年に延期し、2024年2月23日、バンコク市クロントーイヌア・ワッタナー区スクンビット ソイ31に所在する ハブ・ホー・ヒン社の家で公式の記者会見を行った[2]。そして、映画ポスターと、予告編を公開した。

およそ1ヶ月後の映画公開初日に、GDHは追加でPRとなる発表を行った。それは、この日をGDHの特別休暇日とするというもので、その目的は従業員が家に帰って愛する人と過ごしたり、家族を連れて映画館で一緒にこの映画を見たりできるようにするためというものだった。その後、カンタナ社 スモールルーム社 も同様の発表を行った[3][4]。 また、バンコクのBanthatThong通り、 シーロム通り、そしてラートプラーオ通り の鉄製ロールシャッターに、メッセージと主役2人が描かれた[5]

"หลานม่า"のプレミア公開は2024年4月1日に、バンコク市パトゥムワン区パトゥムワンラーマ1世通りにあるサイアム・パラゴンで行われた[6] 。 この公開ではChada Thaised 内務省副大臣, Mananya Thaiset 内務省副大臣諮問委員会委員長, Siripong Angkasakulkiat 教育省首相次官 および警察大佐であるTawee Sodsong法務大臣も映画を鑑賞した[7][8]

聴衆からの最初の反応は圧倒的であった。 2024年最大の前売券発売を記録し、また公開初日のバンコク及び周辺部 およびチェンマイでの興行収入は9.54百万バーツを記録[9] (全国では21百万バーツ)[10] 、初週末(4日間)の興行収入は48.68百万バーツ[11] (同 110 百万バーツ)[12] そして公開1週間で 83.13百万バーツ の収益を挙げた[13]。その後収益を上げ続け、バンコク及び周辺部、およびチェンマイで4週連続1位を達成した[14]。 上映8週でのそれは167.87百万バーツとなり、これまでGDHが確立していた Love Destiny: The Movieの興行収入を上回った[15]。最終的な興行収入はバンコク及び周辺部、およびチェンマイで170.43百万バーツ、全国で334百万バーツを記録し[16]、 タイの興行収入ランキング 11位にランクインした。

海外での反応[編集]

"หลานม่า" は、海外でも批評的にも商業的にも高評価であった。最初はインドネシアであった。公開は2024年5月15日で、大きな反響を得た。インドネシアでは、GDH作品として最大の興行収入を得た作品となった[17] さらに、9日間でインドネシアで最大の興行収入を得たタイ映画となり、「女神の継承」を追い抜いた[18]

マレーシアでは映画公開五10日間で史上最高の興行収入をあげたタイ映画となり[19]、2週連続でマレーシアの映画ランキング1位を獲得した[20]シンガポールでは史上最高のオープニング収入をあげ、2013年公開の「愛しのゴースト」の持っていた記録を更新した[21]。 また、公開から11日間でタイ映画史上最高の興行収入を記録した[22]ベトナム では公開されると「Love Destiny: The Movie」の興行収入の2倍を記録し、タイ映画史上最大の映画となった[23]

公開日 興行収入
(百万)
バーツ換算
(百万)
 INA 2024 年 5 月 15 日 $11.2 412.60
 PHI 2024 年 5 月 29 日 ₱64.33 42.6
 SIN 2024 年 5 月 30 日 S$5 135.49
 MAS RM17 132.43
 BRU N/A
 LAO ₭2,000 3.38
 MYA 2024 年 5 月 31 日 N/A
 VIE 2024 年 6 月 7 日 ₫83,514 120.10
 HKG 2024 年 6 月 13 日 HK$5 23.57
 MAC
 CAM 2024 年 6 月 18 日 N/A
 Taiwan 2024 年 6 月 21 日 NT$9.27 10.45
 AUS 2024 年 7 月 18 日
 CHN TBA
 NZL TBA
 KOR TBA

出典[編集]

  1. ^ Thosapol (2024年4月2日). “เรื่องย่อ "หลานม่า" เตรียมตัวก่อนรับชม ฉายวันแรก 4 เม.ย. 67” (タイ語). Thaiger ข่าวไทย. 2024年7月4日閲覧。
  2. ^ 'จีดีเอช' จัดงาน OPEN HOUSE เปิดตัวภาพยนตร์ใหม่ 'หลานม่า'
  3. ^ ปรากฏการณ์ หลานม่า บริษัทเอกชนพร้อมใจกันมอบ วันหยุดพิเศษ 4 เมษายน” (タイ語). THE STANDARD (2024年3月27日). 2024年7月4日閲覧。
  4. ^ เกินไปมาก! หลายบริษัทประกาศเพิ่มวันหยุดเดือนเมษา พาครอบครัวไปดูหนังหลานม่า
  5. ^ ดีไม่หยุด! ส่องการโปรโมท “หลานม่า” ที่ทำให้ผู้ชมอยากชวนคนใกล้ตัวไปดู” (タイ語). Mint Magazine Thailand. 2024年7月4日閲覧。
  6. ^ น้ำตาท่วม 'หลานม่า' รอบปฐมทัศน์ 'บิวกิ้น - ตู' นำทีมนักแสดง เปิดตัวร่วมชมหนัง” (タイ語). komchadluek (2024年4月2日). 2024年7月4日閲覧。
  7. ^ ครม. ร่วมชม “หลานม่า” รอบปฐมทัศน์ น้ำตาลูกผู้ชาย! “ชาดา-สิริพงศ์” ซึ้งกินใจ แม้หนังเศร้า แต่เชื่อว่าเมื่อดูจบ “ยิ้มได้”” (タイ語). mgronline.com (2024年4月1日). 2024年7月4日閲覧。
  8. ^ รมต.ก็มา 'ทวี' ควงลูกชาย ร่วมงานเปิดตัวภาพยนตร์ "หลานม่า" รอบกาลาพรีเมียร์
  9. ^ หลานม่า ผลงานเรื่องใหม่จากค่าย GDH ทำเงินเปิดตัววันแรกในเขตกรุงเทพฯ, ปริมณฑล, เชียงใหม่สูงถึง 9.54 ล้านบาท
  10. ^ Thosapol (2024年4月5日). “หลานม่า เปิดตัววันแรก กวาดรายได้ 21 ล้านบาท กระแสแรง ทัชใจผู้ชม” (タイ語). Thaiger ข่าวไทย. 2024年7月4日閲覧。
  11. ^ อัปเดต รายได้หนังประจำสัปดาห์ ‘หลานม่า’ 4 วัน ทะลุ 100 ล้านทั่วประเทศ” (タイ語). bangkokbiznews (2024年4月8日). 2024年7月4日閲覧。
  12. ^ อันดับหนังทำเงินทั่วประเทศไทย ประจำสัปดาห์ (วันที่ 8/4/2567) – Thailand Box Office And Entertainment” (英語). 2024年7月4日閲覧。
  13. ^ รายได้ภาพยนตร์ในไทย ประจำวันพฤหัสบดีที่ 11 เมษายน 2567
  14. ^ อันดับหนังทำเงินบ้านเราประจำสุดสัปดาห์ที่ 25-28 เมษายน 2567
  15. ^ หนังไทยสุดฮิต อย่าง หลานม่า ซึ่งทำเงินรวมในเขตกรุงเทพฯ, ปริมณฑล, เชียงใหม่ไปแล้วถึง 167.87 ล้านบาท ก็ได้ขึ้นแท่นเป็นหนังค่าย GDH ทำเงินรวมสูงสุดตลอดกาลในเขตกรุงเทพฯ, ปริมณฑล, เชียงใหม่ เป็นที่เรียบร้อยแล้ว
  16. ^ Furiosa พ่วงความแค้น ระเบิดรายได้ทั่วประเทศไทย 5 วันแรก เปิดตัวไป 22.3 ล้านบาท แค่เฉพาะวันที่ 22 วันเดียวเก็บไป 7.3 ล้านบาท
  17. ^ เพ้นท์ (2024年5月19日). “'หลานม่า' เปิดตัวแรง ทำชาวอินโดน้ำตาท่วม” (タイ語). 2024年7月4日閲覧。
  18. ^ ชาวอินโดนีเซีย เทใจให้ 'หลานม่า' จนเกิดปรากฏการณ์ความซาบซึ้ง ภายใน 9 วัน ขึ้นแท่นหนังไทยทำรายได้สูงสุดตลอดกาลในอินโดนีเซียไปแล้วเป็นที่เรียบร้อย
  19. ^ https://www.facebook.com/photo/?fbid=1030508378440209&set=a.817149166442799
  20. ^ https://www.facebook.com/photo?fbid=1031770651647315&set=a.817149153109467
  21. ^ https://www.facebook.com/photo.php?fbid=850264203809795&set=pb.100064786683521.-2207520000&type=3
  22. ^ https://www.facebook.com/photo/?fbid=856565716512977&set=pb.100064786683521.-2207520000
  23. ^ หลานม่า ซึ้งข้ามชาติ ทัชใจข้ามพรมแดน เข้าฉายเวียดนาม ขึ้นแท่นเป็นหนังทำรายได้สูง” (タイ語). www.thairath.co.th (2024年6月9日). 2024年7月4日閲覧。