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Station F

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Station F
設立 2017年6月29日
主要人物
Xavier Niel, Roxanne Varza
ウェブサイト https://stationf.co/
HECパリ Startup Launchpad Demo Day 2024

Station F(スタシオン・エフ)は2017年6月にパリ13区にオープンした世界最大級のスタートアップ集積施設[1]。Station Fの"F"はフレシネ (Freyssinet) に由来し、グザヴィエ・ニエル(Xavier Niel)が創設し、現在はロクサーヌ・ヴァルザ(Roxanne Varza)がディレクターを務める。

キャンパス

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2017年6月にオープン。開所式にはマクロン大統領も訪れスピーチを行った[2]。キャンパスには1000社のアーリーステージ企業が集結している[3]。このキャンパスは、ヨーロッパ最高のビジネススクールである HEC パリ[4]など、さまざまな学校と提携しています。[5]

施設

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パリ13区にある旧国鉄貨物列車駅舎だったラ・アール・フレシネ (La Halle Freyssinet) を2013年にグザヴィエ・ニエルがパリ市から購入し[6]、改装して作られた。

34,000平方メートルを超えるスタシオン・エフのキャンパスには3,000を超えるワークステーションを設置したスタートアップエリア、イベントスペースなどが用意されている。建物は「シェアゾーン」「クリエイトゾーン」「チルゾーン」の3つで構成されており、それぞれイベントスペース、会議室やデスク、フードコートから成っている[7]。裏側には飲食ができるパブリックスペースFood Marketもあり近隣市民や入居者などの交流の場としての機能も果たしている。[8]

サービス

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インキュベーターには、スタートアップの機能に不可欠な投資ファンドアクセラレータープログラムファブラボ3Dプリンター、公共サポートといったサービスも提供されている[9][10]。ディレクターのヴァルザはスタシオン・エフはWeWorkとは異なり利益をあげることは目標ではないと掲げている[11]

イベント

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交流会や起業家の講演なども提供している[12]。イベントスポンサーにはSquareなどの企業も参加[13]

その他特徴

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成長前提のルールにより企業は6か月又は1年で更新、最長でも2年間までしか入居できない。[14]

参加企業・プログラム等

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  • Startup Garage(Facebookのスタートアップ支援)[15][16]
  • WAKAZE(日本酒メーカー)[17]
  • SINEORA[14]
  • 愛知県(Aichi-France Collaboration Program)[18]

メンターシップパートナー

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プログラム

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  • フェムテックプログラム[20]

脚注

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  1. ^ Avec Station F, Xavier Niel s'impose comme figure incontournable du monde des start-up
  2. ^ 世界最大のスタートアップキャンパス、StationFに潜入! | RouteX Inc.”. 2022年6月20日閲覧。
  3. ^ パリにStation F(ステーションF)オープン、今日はもう明日です!”. jp.france.fr. 2022年6月20日閲覧。
  4. ^ Incubateur HEC Paris
  5. ^ Business school rankings
  6. ^ フランス「Station F」、国籍や障壁なく世界中の有望起業家を集める巨大施設|BeautyTech.jp”. BeautyTech.jp. 2022年6月21日閲覧。
  7. ^ 大志を抱きStation F(松井孝予) | 繊研新聞”. senken.co.jp. 2022年12月14日閲覧。
  8. ^ 世界最大級のスタートアップキャンパス フランス「Station F」の裏側”. ascii.jp. 2022年12月14日閲覧。
  9. ^ Comment travaille-t-on à la Station F ? Revivez la visite guidée
  10. ^ フランス発、世界最大級のインキュベーション施設「STATION F」”. 2023年10月2日閲覧。
  11. ^ Griswold, Alison. “Paris is pitching itself as the next-best thing for tech startups” (英語). Quartz. 2022年6月20日閲覧。
  12. ^ フランスの起業を変えたマクロン大統領と「Station F」”. JDIR. 2022年6月23日閲覧。
  13. ^ F, STATION. “Events - STATION F” (English). stationf. 2022年6月23日閲覧。
  14. ^ a b TOMORUBA (トモルバ)”. tomoruba.eiicon.net. 2022年6月21日閲覧。
  15. ^ Facebook to open Startup Garage at Station F in Paris” (英語). TechCrunch. 2022年6月20日閲覧。
  16. ^ Facebookがパリの「Station F」に、データドリブンスタートアップのためのインキュベータを開設 | BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報”. thebridge.jp (2017年1月17日). 2022年6月23日閲覧。
  17. ^ 【日本酒メーカーWAKAZE】日本人起業家初!世界最大のスタートアップキャンパス「Station F」の起業家プログラムに選出”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年6月20日閲覧。
  18. ^ Aichi-France Collaboration Program - 愛知県”. 愛知県スタートアップ推進課. 2022年6月21日閲覧。
  19. ^ Qonto et Payfit rejoignent Station F pour accompagner les startups” (フランス語). Business Cool (2022年1月27日). 2022年6月23日閲覧。
  20. ^ Dillet, Romain (2021年9月2日). “Station F launches FemTech Program on its startup campus” (英語). TechCrunch. 2023年4月11日閲覧。

外部リンク

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