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剰余金(じょうよきん)とは、商法会社法)、会計上の用語で、純資産から、資本金資本準備金を控除した金額で、分配可能額算定の基礎となる。

2005年 (平成17年) 改正前の商法において、剰余金とは、株式会社で、貸借対照表の「資本の部」を構成する区分の一つであり、資本の部は資本金、資本剰余金、利益剰余金に区分されていた (商法施行規則旧88条)。 会社法においては、改正前商法の配当可能利益、利益配当に代わる概念として分配可能額剰余金の配当という用語が採用されたため、剰余金という用語が会社の財務政策を論じる上で一層重要な概念となった。 その他資本剰余金とその他利益剰余金の合計額となる。