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ソーヴール・カンドウ(1897年 - 1955年)は、バス=ナヴァールサン=ジャン=ピエ=ド=ポル出身のカトリック司祭バスク人パリ外国宣教会所属。1925年に宣教師として日本に到着し、1926年には28歳で東京教区神学校の初代校長となった。日本人司祭の育成に励み、上智大学アテネ・フランセなどでフランス文学などの講義を担当した。第二次世界大戦ではフランス軍の従軍司祭となったが、第二次大戦終結後には再び訪日し、講演、雑誌や雑誌への寄稿などで忙しい日々を過ごした。著作よりも談話や講演に重点を置き、その日本語能力は「日本人以上」と評された。1955年、カトリック府中墓地に埋葬された。