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イニャキ・アスクナ(1943年 – 2014年)は、ビスカヤ県ドゥランゴ出身の政治家バスク民族主義党 (PNV) に属していた。医師やバスク州政府保健大臣などを経て、1999年にビルバオ市長に就任すると、3度再選されて死去する2014年まで市長を務めた。就任前にはビルバオ・グッゲンハイム美術館が開館しており、就任後には2002年のメトロ・ビルバオの新路線開業、同年のビルバオ・トラム開業、2014年のエスタディオ・サン・マメス建て替えなど大型公共事業による都市活性化を進めた。工業都市から観光都市へと大きく変貌したビルバオは「奇跡の街」と呼ばれ、2012年には世界市長賞を受賞した。在任中の2014年に死去し、葬儀にはアストゥリアス公フェリペ夫妻などが参列した。……