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ロバート・ベーデン=パウエルとブラウンシー島の将来のスカウトたち

スカウトの最初のキャンプ(スカウトのさいしょのキャンプ、英語: The first Scout camp)とは、1907年8月初旬(7月29日から31日に集合、8月1日から8日まで野営)、ロバート・ベーデン=パウエル卿(以下B-P)と20名の少年たちがブラウンシー島ボーイスカウトの実験のために行った8日間のキャンプのこと。

B-Pが、この島に住居を持っていたチャールズ・バン・ラールト夫妻から招待を受けたことをきっかけにして、自然が豊富で余人に邪魔されず、ロンドンからのアクセスが比較的容易なこの島でボーイスカウトの実験を行うこととした。

参加した少年たちは、イートン校ハーロウ校などの有名パブリック・スクールからは中産階級の子弟が、ボーンマスやプール地域からは労働者階級の子弟が招かれた。……