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クアテルフェニル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
PCQから転送)
p-クアテルフェニル
識別情報
CAS登録番号 135-70-6 ×
PubChem 8677
ChemSpider 8353
UNII G8AQM6D0RK
EC番号 205-213-4
DrugBank DB12794
ChEBI
特性
化学式 C24H18
モル質量 306.4 g mol−1
関連する物質
関連物質 ビフェニル, テルフェニル
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

クアテルフェニル: Quaterphenyl)は、フェニル基が4つ結合した構造を持つ芳香族炭化水素である。

ビフェニルの2つのベンゼン環に1つずつフェニル基が置換した構造として、パラ (p-quaterphenyl)、メタ (m-quaterphenyl)、オルト (o-quaterphenyl)等、計6種類がある他、1つのベンゼン環に3つのフェニル基が置換した構造として3種類がある。

PCQ

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クアテルフェニルに2つ以上のクロロ基が置換したポリ塩化クアテルフェニル(PCQ, polychlorinated quaterphenyls)は、PCBと同様にライスオイルに混入しカネミ油症の原因となった化学物質である[1]

出典

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  1. ^ 芦塚由紀, 中川礼子, 平川博仙, 堀就英, 飯田隆雄「油症検診における血液中ポリ塩化クアテルフェニルの分析 | 九大コレクション | 九州大学附属図書館」『福岡醫學雜誌』第96巻第5号、2005年、227-231頁。