Horos

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Horos(ホロス)は、macOS 上で動作する DICOM ビューアである。

開発の経緯[編集]

macOS で動作するオープンソースの DICOM ビューアとしては OsiriX が有名であったが、普及するにつれ制限が加わり、商用版との機能格差が顕著になってきた。例えば、OsiriX はソースが公開され、64ビットでコンパイル可能であったが、同包して提供されているライブラリは32ビットでコンパイル済みのものであり、実質的な性能は32ビットに制限されていた。

このため、OsiriX ライクな DICOM ビューアの登場が望まれていた。

2013年、OsiriX 5.8 のソースコードをベースにして HOROSPROJECT.ORG[1]が中心となり、Horos が開発された。

名前の由来[編集]

エジプト神話に登場する Osiris 神の息子 Horus から。

Osiris の肉体は、彼の死後、引き裂かれ世界各地に散らばったが、息子 Horus はその破片を探し再構築することで Osiris の復活を願った。Horos という名は、この伝説に由来する。

コンパイル[編集]

Ver 3.0.0 より前のバージョンであれば、Xcode さえあれば、かなり容易にコンパイル・インストールができた。

Ver 3.0.0 以降は、ソースコードの他ツールが必要である[2]

日本語環境[編集]

従来から OsiriX の日本語リソースを流用して日本語化することがおこなわれてきたが[3]、Ver 3.0.1 よりソースコードレベルで日本語化(正確には多言語化した上での日本語リソースの追加)がなされた。

派生 DICOM ビューアー[編集]

HorosJ を経て Horlix が生まれた。

参考文献[編集]

  1. ^ Horos Project – Free DICOM Medical Image Viewer” (英語). horosproject.org. 2018年5月7日閲覧。
  2. ^ “Horos 3.0 をソースからコンパイルする | Contre-Attaque” (日本語). Contre-Attaque. (2018年5月2日). https://phazor.info/blog2-ja/?p=300 2018年5月7日閲覧。 
  3. ^ “Horos なんちゃって日本語化 | Contre-Attaque” (日本語). Contre-Attaque. (2017年2月8日). https://phazor.info/blog2-ja/?p=91 2018年5月7日閲覧。