Emmy
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対応機種 | PC-8001 |
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発売元 | アスキー |
ジャンル | 会話型SML |
発売日 | 1984年 |
レイティング | なし(発売当時) |
画面サイズ | 160x100 |
BGMフォーマット | BEEP |
キャラクターボイス | なし |
CGモード | なし |
音楽モード | なし |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | なし |
オートモード | なし |
備考 | 要FDドライブ、32Kメモリ |
対応機種 | PC-88/mkII、FM-7、MSX2 |
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発売元 | アスキー |
ジャンル | 会話型SML |
発売日 |
PC-88 FM 1984年 MSX2 1986年 |
レイティング | なし(発売当時) |
画面サイズ | 640x200、他 |
BGMフォーマット | BEEP |
キャラクターボイス | なし |
CGモード | なし |
音楽モード | なし |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | なし |
オートモード | なし |
『Emmy』(エミー、Emmy THE FUNNY GAME)は、1984年に工画堂スタジオが開発し、アスキーから発売されたコンピュータゲーム。工画堂スタジオが初めて市販ゲームソフトに関わった作品とされる。
続編の『EmmyII』(エミー2)も本記事で述べる。
概要[編集]
主人公の女性、Emmyとチャットのような感覚で会話を進めるゲームソフト。『ファニーゲーム』、『人工知能型ゲーム』などと銘打って発売された。
名前の由来は機能を模倣するという意味のemulationから来ており、ゲーム内容は、会話が進むにつれ画面に登場するEmmyの姿勢や服装が変わっていくといったものである。システム的に見ると、入力された会話を逐次データベースとして記録しそれを後の会話に反映するという、ある程度の学習能力を持った人工無脳である。会話内容はプリンターから出力することもできる。解像度160×100ドット、同時発色数8色というPC-8000シリーズのスペックでのグラフィック描画や、フロッピーディスクドライブがさほど普及していない時代背景でのディスク版専用ゲームソフトとして発売されたことも注目された。
EmmyII[編集]
続編にあたるEmmyIIでは、PC-8801/mkII対応版、FM-7対応版、MSX2対応版が発売された。
ゲームシステムは基本的に前作と同じであるが、PC-8801版とFM-7版では解像度640×200ドット、同時発色数8色とグラフィック性能が向上したことにより、前作と比べ描写が大きく改善されている。 PC-8801版、FM-7版では金髪の欧米人風のキャラクターデザインだった。一方、MSX2版ではBeepでモデルを務めていた池内利栄の実写取り込み画像が用いられた[1]代わりに、ポーズが変わるだけで脱衣はしなくなった。
タイトルロゴ表示ではソフト初起動時は『VIRGIN II』と表示され、会話の記録が一度でも行われると、取り消して『VERSION II』となる演出がある。
関連項目[編集]
- 北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ - 本作をパロディとした女性がホステス役として登場する。
- A・Iが止まらない! - ヒロインのサーティの誕生が本作を思わせる設定となっている。
脚注[編集]
- ^ 福山幸司 (2020年1月12日). “実写ゲーム/インタラクティブ・ドラマの歴史(前編)チェコ・ヌーヴェルヴァーグ、ホラー映画の帝王ウィリアム・キャッスル、任天堂・横井軍平から80年代の実写ゲーまで”. IGN Japan. 2020年4月1日閲覧。
外部リンク[編集]
- EmmyII for MSX2(プロジェクトEGG)
- 日本最古、もしかしたら世界最古のギャルゲー『EMMY』 - ウェイバックマシン(2011年11月1日アーカイブ分)
- MSX2版EMMYIIのモデルさんのFacebookページ