ANTHEM

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ANTHEM
出身地 日本の旗 日本 東京都
ジャンル ヘヴィメタル[1]
パワーメタル[1]
活動期間 1981年 - 1992年
2001年 -
レーベル キングレコード
ビクターJVC
ユニバーサルミュージック
公式サイト ANTHEM
メンバー 柴田直人ベース
森川之雄ボーカル
清水昭男ギター
田丸勇ドラムス
旧メンバー 坂本英三 (ボーカル)
福田洋也 (ギター)
大内貴雅 (ドラムス)
中間英明 (ギター)
前田敏仁 (ボーカル)
小柳彰史 (ギター)
本間大嗣ドラムス

ANTHEM(アンセム)は、1980年代初期から活動している日本ヘヴィメタルバンド

1985年にデビュー。1992年に解散。2001年に再結成。

メンバー[編集]

再結成前はリーダー兼メインソングライターである柴田とドラムの大内以外はメンバーチェンジの激しいバンドであった。 再結成後は1990年代後半に柴田と共にLOUDNESSのドラマーとして活動していた本間を加えた過去にないラインナップで10年以上メンバーチェンジもなく安定した活動を続けていたが、2004年以降、本間が膝を悪化させてからは何度か休業と復帰を繰り返していたものの、2013年4月に脱退。本間が休業中の間のサポートドラマーの中には再結成以前のドラマーであった大内も参加している事がある。 2001年の再結成以降のボーカルを担ってきた坂本英三が、2014年2月にそれぞれの音楽性を悔いなく追求するために脱退、後任者として1988年から92年の解散まで在籍していた森川之雄が再加入、同時にサポートメンバーの田丸勇が正式加入が発表された。

現在のメンバー[編集]

第十期(2014年〜)

過去のメンバー[編集]

第一期(1982年~1983年)

第二期(1984年)

  • 前田“トニー”敏仁:ボーカル
  • 福田洋也:ギター、作曲
  • 柴田直人:ベース、作詞、作曲
  • 大内“MAD”貴雅、ドラム

第三期(1985年~1987年)

  • 坂本英三:ボーカル、作詞
  • 福田洋也:ギター、作曲
  • 柴田直人:ベース、作詞、作曲
  • 大内“MAD”貴雅、ドラム

第四期(1988年~1990年)

  • 森川之雄:ボーカル
  • 福田洋也:ギター、作曲
  • 柴田直人:ベース、作詞、作曲
  • 大内“MAD”貴雅、ドラム

第五期(1990年)

  • 森川之雄:ボーカル
  • 中間英明:ギター、作曲
  • 柴田直人:ベース、作詞、作曲
  • 大内“MAD”貴雅、ドラム

第六期(1991年~1992年)

  • 森川之雄:ボーカル
  • 清水昭男:ギター
  • 柴田直人:ベース、作詞、作曲
  • 大内“MAD”貴雅、ドラム

第七期(2000年)

  • グラハム・ボネット:ボーカル
  • 清水昭男:ギター
  • 柴田直人:ベース、作詞、作曲
  • 大内“MAD”貴雅、ドラム

第八期(2001年~2013年)

  • 坂本英三:ボーカル、作詞
  • 清水昭男:ギター、作曲
  • 柴田直人:ベース、作詞、作曲
  • 本間大嗣:ドラム(2012年に膝が悪化した為一時離脱。2013年4月27日、脱退を表明)

第九期(2013年~2014年)

  • 坂本英三:ボーカル、作詞
  • 清水昭男:ギター、作曲
  • 柴田直人:ベース、作詞、作曲


サポート、ゲストメンバー[編集]

来歴[編集]

結成からデビューまで[編集]

元ブラック・ホールのベーシスト、柴田直人を中心に1981年に結成された。結成当時のメンバーは柴田、前田“トニー”敏仁(Vo)、小柳彰史(G)、当時18歳の大内“MAD”貴雅(Dr)の4人。結成当時のステージネームは柴田“マグナム”直人、前田“アンヴィル”敏仁、小柳“レイヴン”彰史、大内“ヴェノム”貴雅であり、主に渋谷のライブハウス「屋根裏」等で活動していた。

その後「もっと強力なギタリストが欲しい」と考えたバンドは小柳を解雇。

1983年、元アンサーの福田洋也(g)を迎える。同年、“関西ヘヴィ・メタル殴りこみギグ”に参加。このライブがきっかけで44マグナムやマリノのサポートを務めた。

1984年にはオムニバス・アルバム『HEAVY METAL FORCE』にSABBRABELLS、ヴェイルらと参加。バンドは「Warning Action!」を提供(現在この音源は「OFFICIAL BOOTLEG」に収録されている)。 レコード・デビューの話が舞い込みEARTHSHAKERの石原慎一郎をアドバイザーに迎え、デビューに向けてデモテープを作成し始めたが(こちらも「OFFICIAL BOOTLEG」に収録されている)、ヴォーカルの前田がツアーの疲労と音楽性の食い違いにより脱退。

ヴォーカル脱退により活動を半年近く休止。

1985年、オーディションの結果、元レゾナンスの坂本英三(Vo)が加入。

デビュー[編集]

1985年、キング・レコードより「ANTHEM~パワーメタル戒厳令」でデビュー。

1986年4月、2ndアルバム「TIGHTROPE」をリリース。同年11月2日、学園祭でのライヴにて主催した学生のミスにより数十人の学生が酸欠で倒れる事故が起こった。

1987年3月、3rdアルバム「BOUND TO BREAK」をリリース。同年6月には海外公演も行い、その海外公演を収めたライヴアルバム「THE SHOW CARRIES ON!」を10月にリリース。その後、坂本英三がバンドへの責任感からくるプレッシャーとツアーによる疲労、プライベートでは子供ができた為に音楽で生活するには不安という理由から脱退。代替メンバーとして森川之雄が加入した。

1988年5月、森川加入後の第一作として4thアルバム「GYPSY WAYS」をリリース。

1989年5月、5thアルバム「HUNTING TIME」をリリース。この頃からリーダー柴田と福田洋也との間に軋轢が発生。

1990年2月、次回作のアルバムのレコーディング終了後、浜松でのライヴを最後に福田が脱退。「即戦力となるギタリストが必要」と判断したバンドは3月には元ハリー・スキュアリーのギタリスト中間英明を加入させ、6thアルバム「NO SMOKE WITHOUT FIRE」をリリース。4月には韓国公演を行った。

1991年初頭、中間がバイク事故を起こしたため活動停止。海外へのアプローチをするという約束で加入させた中間が、バンドの活動領域が日本に留まっていることに耐えかね、脱退を申し入れた

同年8月、森川の知り合いを通じてオーディションに参加した当時20歳の清水昭男が加入。数ヶ月後、レコーディングの為に渡英。

1992年3月、7thアルバム「DOMESTIC BOOTY」をリリース。同年5月、森川の脱退により解散を表明。同年7月の日清パワーステーションのライヴを最後に解散

解散後[編集]

解散後、ライヴアルバム「LAST ANTHEM」と「BESTⅡ」がリリースされたが、これらのアルバム制作にはメンバーは一切関与していない。

坂本英三

1989年練馬マッチョマンなるバンドを結成し、1枚だけアルバムをリリースした後、活動を休止。1996年には「さかもとえいぞう」としてアニメタルのヴォーカリストとしてメジャーシーンに復帰。1stの「アニメタル・マラソン」は30万枚以上の売り上げを記録した。その後はJAM Projectに同じくさかもとえいぞうとして参加するなど、アニメ界での活動も行う。(アンセムではこれまで通り坂本英三)

福田洋也

トニー前田とフィンガーというバンドを結成するも長くは続かず活動休止。1998年、元HOUND DOG鮫島秀樹などを迎え入れ、ビクターレコードから「演歌メタル」をリリースする。現在は音楽を引退して写真家として活動している。

中間英明

エメラルド・フォレストを結成するも長く続かず、その後渡米し『ヘレン・バック』なるバンドを結成する。

森川之雄

清水とともにハリウッドを結成するも数回のライヴを経て活動休止。1995年にはロックンロールバンド「THE POWERNUDE」を結成。2003年には元プレシャスの梶山章とゴールドブリックを結成した。

清水昭男

シャイ・ブルーというバンドを結成するがレコード会社とのトラブルにより2年で解散。その後は作曲家・スタジオミュージシャンとして活動。主にジャニーズ系を中心に楽曲提供をしており、2005年にはトラジ・ハイジに「ファンタスティポ」を提供した。

大内貴雅

1998年にバンビィノでデビューするも2年で解散。その後は元プリンセス・プリンセス中山加奈子LOOPUSの澄田健らとともにVooDoo Hawaiiansを結成。2004年には森川のTHE POWERNUDEに参加したが、2005年末に脱退。他、2003年から2005年末まで元THE YELLOW MONKEY廣瀬洋一とのHEESEY WITH DUDESで活動していた。現在はジョージ吾妻率いる5Xに在籍している。

柴田直人

バンド解散後、バンド活動での精神的疲労によりヘヴィメタルの世界から距離を置き、ビーイングの作曲家として活動していたが、1994年12月、ヘヴィメタル・バンドラウドネスに加入。

再結成[編集]

CLUB CITTA'を聖地としており、ツアーを行う際に最終公演は毎回神奈川公演としてCLUB CITTA'で行っている。

1999年グラハム・ボネットをゲストに迎え入れる。

2000年、アンセムの楽曲を全英語詞で再録したアルバム「HEAVY METAL ANTHEM」を発表。

2001年、柴田が、坂本英三、清水昭男、ラウドネス時代の盟友・本間大嗣を迎え入れ再結成。

2001年8月、ビクターより再結成第一弾となる8thアルバム「SEVEN HILLS」を発表。同年秋、ツアーを開始。

2002年10月には9thアルバム「OVERLOAD」をリリース。

2003年1月、ツアーを開始。同年5月にはこのツアーを収めたライブアルバム「LIVE MELT DOWN」を、同年8月にはクラブチッタ川崎公演を収めたDVD「LIVE MELT DOWN THE SHOW STILL CARRIES ON」をリリースするとともに「夏の陣」と題したツアーを開始。元々は坂本の2003年の冬のツアーでの発案による夏のツアーだったが、以後アンセムの夏のツアーは恒例となっている。

2004年7月、10thアルバム「ETERNAL WARRIOR」をリリース。

2005年、本間が膝の手術をするアクシデントもあったが、7月にはデビュー20周年を機に歴代メンバーを集結させてライヴツアーを行った。同年11月には20周年ツアーを収めたDVD「ANTHEM 20th Anniversary Tour 2005」をリリース。

2006年7月、アルバムリリース前にショートツアーを実施。その後8月に11thアルバム「IMMORTAL」をリリース。同年11月にツアー開始。

2007年7月、ベストアルバム「CORE~BEST OF ANTHEM」をリリースするとともにツアーを開始。9月にはかつての事務所の後輩であったOutrageのデビュー20周年ライブの前座に『ANTHEM 88』[2]として参加。同年10月、「LOUD PARK07」に出演。同年11月~12月、ツアーを開始。

2012年4月、本間が自身の体調不良のため、無期限の休養に入る。以後、サポートドラマーを起用し活動を行う。

2013年1月、リーダー柴田が昨年12月の定期健診で胃がんが発見されたことを公表。早期発見である為同年1月末に手術[3]、5月に行われたOzzfest JAPAN 2013で無事復帰している[4]。同年4月27日、ドラムの本間がANTHEMを脱退する事をHP上で発表した。

2014年2月、それぞれの音楽性を追究するため、再結成当初からのボーカルである坂本英三が脱退。後任として1988年から1992年の解散まで在籍していた森川之雄が再加入する。同時にサポートメンバーであった元夜叉のドラマーの田丸勇が正式メンバーとなることをHP上で発表した。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

PCゲーム「XANADU」イメージソング

配信シングル[編集]

映画「HK 変態仮面」挿入歌

オリジナルアルバム[編集]

発売年 編成 タイトル レコード会社 備考
1st 1985年 第三期 ANTHEM キング・レコード
mini 1985年 READY TO RIDE 新曲2つと1stアルバム収録曲の英語版を収録したミニアルバム
2nd 1986年 TIGHTROPE
3rd 1987年 BOUND TO BREAK
4th 1988年 第四期 GYPSY WAYS
5th 1989年 HUNTING TIME
6th 1990年 NO SMOKE WITHOUT FIRE ギターは福田が担当しているが、リリース前に脱退した
7th 1992年 第六期 DOMESTIC BOOTY
8th 2001年 第八期 SEVEN HILLS ビクター
9th 2002年 OVERLOAD
10th 2004年 ETERNAL WARRIOR
11th 2006年 IMMORTAL
12th 2008年 BLACK EMPIRE
13th 2011年 HERALDIC DEVICE
14th 2012年 BURNING OATH ユニバーサル・ミュージック
15th 2014年 第十期 ABSOLUTE WORLD

ライヴアルバム[編集]

発売年 編成 タイトル レコード会社 備考
1st 1988年 第三期 THE SHOW CARRIES ON! キング・レコード 1987年のロサンゼルスにおける初の海外公演を収録したもの
2nd 1992年 第六期 LAST ANTHEM 1992年7月の日清パワーステーションにおける公演を収録(廃盤)
3rd 2003年 第八期 LIVE' MELT DOWN ビクター
2005年 第三期 THE SHOW CARRIES ON! -Complete Version- キング・レコード 1988年の作品に未収録トラックを追加した完全版
4th 2005年 第八期 PROLOGUE LIVE BOXX ビクター
5th 2010年 PROLOGUE LIVE BOXX 2

ベスト盤、その他、企画アルバム等 [編集]

キングレコード[編集]

ファン投票により選曲されたベスト盤、中間英明在籍時の音源が1曲収録されている。
解散後に発売されたベストアルバム。森川時代が中心になっている。
  • デビルマン <誕生編> 音楽集 1987年(廃盤)
OVA『デビルマン <誕生編>』挿入歌として「LIGHT IT UP」「SHOW MUST GO ON」の2曲がCD盤に収録。
日本ファルコムで企画されたゲーム音楽CD4枚組ミニアルバム集でヘヴィメタルバージョンを担当、3曲ほどヴォーカルバージョンを収録
ロッキンf編集部監修により選曲されたベストアルバム
リーダー柴田直人による選曲、一部の曲をリテイクしたベスト盤。ドリーム・イーヴルフレドリック・ノルドストロームによるリミックス盤。コンチェルト・ムーンダブル・ディーラーの島紀史(G)が一曲参加。
デビュー時から解散時までのブート音源を集めたDISC1、デビュー前のデモ音源や清水昭男のオーディション音源等を収録したDISC2、未発表映像とリーダー柴田のバンドの歴史を振り返る証言を収めたDVDの3枚を収めたボックスセット。
キングレコード時代の楽曲を集めた2枚組みベストアルバム

ビクター[編集]

グラハム・ボネットを迎えて制作された企画アルバム。
再結成後の楽曲を集めたベストアルバム。初回盤はDVD付属。

映像作品[編集]

発売年 編成 タイトル レコード会社 備考
1987年 第三期 THE SHOW CARRIES ON! キング・レコード
1992年 第六期 LAST LIVE
2001年 第三期 ANTHEM back then 87年作『THE SHOW CARRIES ON』をDVD化したもの。インタビュー等の追加映像を収録している。
2003年 第八期 LIVE MELT DOWN THE SHOW STILL CARRIES ON ビクター
2005年 ANTHEM 20th Anniversary Tour 2005
2009年 LIVE IMMORTAL
2013年 第九期 LIVE UNBROKEN LIVE AT CLUB CITTA' 2013.07.27 ユニヴァーサル・ミュージック 初めてBlu-ray Discの形態も発売された。
2015年 第十期 BLAZING FAITH~revisited

出版物[編集]

書籍[編集]

参考文献[編集]

  • ANTHEM BIBLE(ドレミ楽譜出版社)
  • ロッキンf(立東社、現 ジャックアップ)
  • BURRN!(バーンコーポレーション)

脚注[編集]

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  1. ^ a b キューブミュージック
  2. ^ 当初の参加メンバーは88年当時のメンバー(森川之雄、福田洋也、柴田直人、大内貴雅)であったが、事情により福田の代わりに現メンバーの清水が参加することになり、実質92年のメンバーで参加することになった。
  3. ^ ANTHEM、柴田直人に胃がん発見でツアー延期ナタリー 2013年1月10日
  4. ^ @anthem_official 2013年5月12日Ozzfest当日の柴田のツイート

外部リンク[編集]