ABACポール研究所

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ABACポール研究所 (よみ:えーべーくぽーる、タイ語:สำนักวิจัยเอแบคโพลล์英語:ABAC Poll Research Center)は、タイ王国の私立大学アサンプション大学(AU/ABAC)の研究所。1997年に設置。ABACポールとよばれる世論調査を実施している。

概要[編集]

ABACポール研究所は、個人サンプル調査によって意見、態度、信仰、行動、その他社会情報を調査する事業を行い、さまざまな用途に活用されている。調査は主に電話、郵便、ウェブ、面談などの手法を用いて収集される。すべての国民が調査対象となるセンサスは異なり、研究目的にあわせたサンプル調査によるデータ収集を主体としている。 信頼性できる調査とするため、サンプルは社会、経済、政治的にさまざまな階層の人びとが含まれるように配慮され、サンプルが社会全体の様相を反映するように努力が行われている。研究所は外部からの調査委託をうけており、依頼者は保健省首相府、麻薬取締委員会、法務省財務省タイ政府住宅銀行、さまざまな企業、国内外のニュース・メディアなどである。

所在地[編集]

  • アサンプション大学 フアマーク・キャンパスおよびスワンナプームキャンパス内

世論調査[編集]

  • ABAC リアルタイム・リポート (ABAC Real-time Poll)
  • 満足度調査
  • 職場幸福度調査
  • 各種質的調査(フォーカスグループ、観察) :
  • 購買調査(Mystery Shopper)
  • TV視聴率推定調査
  • 市場調査(消費行動、顧客満足度、市場テスト調査、販売評価)
  • 社会調査(保健、教育、経済、人口、政治、選挙、組織、芸能、スポーツ)
  • 評価調査
  • 参加型行動調査
  • 計画調査・サーベイ
  • パネル・縦断型調査
  • モデル分析調査
  • 特殊調査(タイ若者の質のモニタリング、バンコク地域の消費調査、家計調査、選挙出口調査)
  • そのほかの調査

実施した調査[編集]

2007年に実施した調査では、タイ人が一番好きな国は日本という結果が出た[1]

出典[編集]

関連事項[編集]

外部リンク[編集]