真理値

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。小出-小坂井 (会話 | 投稿記録) による 2020年9月8日 (火) 11:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎関連項目: 用語修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

真理値 (しんりち、: truth value) は、命題論理などの命題の真偽を示す値である。英語のTrueとFalseから、真に対してT、偽に対してFという記号をあてることもある。論理値 (logical value) も同じ。真と偽という値をとることから真偽値ともいうが、非古典論理などで多値論理における「真らしさ」の値も(真と偽以外の値にもなる)真理値である。

コンピュータプログラミング言語などのデータ型では、真理値のような型として真理値型真偽値型ブーリアン型などとも)があるものがある[1]関係演算子の結果などがブーリアン型であり、さらに論理演算子などで組み合わせることができ、それをif文などの制御構造や、条件演算子などで使用できる。

関連項目

注釈

  1. ^ 無いものもある。Rubyでは、trueTrueClassfalseFalseClassだが、共通の直接の親クラスとなるBooleanのようなクラスは無い。C言語では(C99では追加されたが)伝統的にはintで代用される。