ハビトゥス
ハビトゥス (habitus) は人々の日常経験において蓄積されていくが、個人にそれと自覚されない知覚・思考・行為を生み出す性向。ピエール・ブルデューによって用いられた[1]。
脚注
- ^ コトバンク > ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 > ハビトゥスとは「大辞林 第三版の解説」
参考文献
- ピエール・ブルデュー著、原山哲訳『資本主義のハビトゥス―アルジェリアの矛盾』藤原書店、1993年
- 小谷真吾『姉というハビトゥス―女児死亡の人口人類学的民族誌』東京大学出版会、2010年
- ニック・クロスリー著、西原和久・堀田裕子訳『社会的身体―ハビトゥス・アイデンティティ・欲望』新泉社、2012年
- 福永英雄 「物象化、ハビトゥス、プラティック--構造と行為主体に関する一考察」[佐々木正道との共著](『社会科学研究 1-1』兵庫教育大学社会科学研究会、清水書院、1997年)