グルコナセトバクター属
グルコナセトバクター属 | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Gluconacetobacter 山田雄三ら 1998 | ||||||||||||||||||
下位分類(種) | ||||||||||||||||||
他 |
グルコナセトバクター属はグラム陰性の非芽胞形成偏性好気性桿菌。、周毛性鞭毛を持ち運動性を示すものがある。酢酸菌科に属し、基準種はグルコナセトバクター・リケファシエンス。GC含量は56から67。
本属に分類されている種はアセトバクター属及びグルコノバクター属に分類されていたものが再分類されたものである。エタノールを酸化して酢酸を生産し、酢酸を完全に酸化する能力を有する。また一部の糖を酸化して糖酸とすることができる。ナタ菌と呼ばれるグルコナセトバクター・キシリナス(旧名アセトバクター・キシリナム)をはじめとする一部の種はセルロースを生産する能力がある。
関連項目
参考文献
- Michael T. Madiganほか著、室伏きみ子、関啓子監訳『Brock微生物学』オーム社、2003年4月。ISBN 9784274024887。 NCID BA61734511。
- 発酵研究所監修、大嶋泰治ほか編『IFO微生物学概論』培風館、2010年12月。ISBN 9784563078119。 NCID BB04312618。