形式論理学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。新規作成 (会話 | 投稿記録) による 2018年12月29日 (土) 05:05個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

形式論理(けいしきろんり)とは、

  1. 近代(哲学からの影響の薄れた)以降における論理学である数理論理学における論理のように、形式体系として整っている論理のこと。
  2. (独)Formale Logik: ドイツ観念論哲学の祖と言われるイマヌエル・カントアリストテレス流の論理学に与えた名称。自己の唱えた Transzendentale Logik と対比したもの。フッサール『形式的論理学と超越論的論理学』によれば、従来の論理学をカントが「全く誤解して」名付けたものであり、対比されている Transzendentale Logik は形而上学認識論の奇妙な混合物というべきもの、だそうである。

非形式論理学形式主義 (数学) などの記事も参照のこと。