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海妻径子

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海妻 径子(かいづま けいこ、1968年 - )は日本ジェンダー研究者。岩手大学人文社会科学部国際文化課程教授。専門は男性史研究。

岩手県盛岡市出身。1991年お茶の水女子大学家政学部家庭経営学科卒業。1993年同大学大学院人間文化研究科修士課程修了、97年同博士課程単位取得退学。2001年博士(学術)取得。

父は元岩手大学学長(1996-2002年)の海妻矩彦(農学)、祖父は東京外国語大学名誉教授の海妻玄彦(国際法)。

発言

  • 選択的夫婦別姓制度導入に賛同する。「根底には、日本の戸籍制度の問題がある。社会の秩序を維持するために一部の人が不利益を被ることは、近代的な法律の下では行うべきではない」と指摘している[1]

著書

単著

共編著

  • 成田龍一吉見俊哉編『20世紀日本の思想』(作品社、2002年)ISBN 4878934506
  • 竹村和子編 『“ポスト”フェミニズム』(作品社、2003年)ISBN 4878935464
  • 木村涼子編『ジェンダーフリー・トラブル』(白澤社、2005年) ISBN 4768479154
  • 二宮周平風間孝、海妻径子、三成美保ほか 著、二宮周平、風間孝 編『家族の変容と法制度の再構築―ジェンダー/セクシュアリティ/子どもの視点から』法律文化社、2022年4月13日。ISBN 978-4589042002 

訳書

脚注

  1. ^ 岩手日報、2013年6月20日記事