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第14飛行隊 (陸上自衛隊)

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第14飛行隊 (陸上自衛隊)
創設 2010年(平成22年)3月26日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 陸上自衛隊
部隊編制単位
兵科 航空科
所在地 徳島県板野郡松茂町
編成地 北徳島
上級単位 第14旅団
担当地域 四国地方
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第14飛行隊(だいじゅうよんひこうたい、JGSDF 14th Aviation unit)は、徳島県板野郡松茂町北徳島分屯地(徳島飛行場)に駐屯する、陸上自衛隊第14旅団隷下の飛行隊である。

概要

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第2混成団の第14旅団への改編に伴って、2010年3月26日に新編された部隊であり、四国への陸上自衛隊航空機部隊の配備はこれが初めてとなる。これまで四国方面へは中部方面航空隊(八尾駐屯地)が航空機部隊を提供していた。部隊は四国地方への防衛警備・災害派遣などを担当し、人員物資の輸送や観測を任務とする。また、隊長は2等陸佐で北徳島分屯地の分屯地司令を兼務している。

沿革

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  • 2009年(平成21年)3月:中部方面航空隊内に第14飛行隊編成準備隊を設置。

第14飛行隊

  • 2010年(平成22年)
    • 3月26日:第14飛行隊が北徳島分屯地に新編。
    • 8月30日:小豆島で発生した山林火災に対する災害派遣活動。空中消火、状況偵察、空域統制を実施[1](初の災害派遣)
  • 2016年(平成28年)
    • 3月:配備されていたOH-6D(1機・251号機)が用途廃止で引退。
    • 4月:熊本震災に伴う外来航空機給油支援を実施。
  • 2017年(平成29年)3月:配備されていたOH-6D全機(2機・310/299号機)が引退。これに伴いUH-1Jが増強配備される。
  • 2018年(平成30年)3月:第14旅団が即応機動旅団に改編。機動旅団飛行隊として再編成完了となる。

部隊編成

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  • 第14飛行隊本部
  • 飛行班
  • 整備班
  • 通信班

部隊表示は、「14飛」

主要装備

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保有する航空機は、UH-1J中型ヘリ×4。人員約90名[2]

※ OH‐6Dは28年度末で退役し、UH-1Jが2機増強された。

脚注

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  1. ^ 「消火活動協力に感謝状/陸自第14旅団へ知事」四国新聞 2010年10月2日(リンク切れ)
  2. ^ 「陸自ヘリ部隊、県内初の配置 松茂、徳島航空基地で式典」徳島新聞 2010年3月27日(リンク切れ)

関連項目

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外部リンク

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