ふたご最前線
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『ふたご最前線』(ふたごさいぜんせん)は、辻灯子による日本の4コマ漫画作品。『まんがタイムスペシャル』(芳文社)にて連載。二卵性双生児の双子「北斗」と「南帆」、その両親が巻き起こすドタバタコメディ。辻灯子の連載作では最も長い足掛け11年に及んだ。
登場人物
[編集]- 英田北斗(あいだ ほくと)
- 双子その1(男の子)。長男。幼稚園の年長組。社交的な性格。特に女性は大好きで歳に関係なく愛想がいい。ただ自分はもてると思いすぎているため、落ち込むことも。一目惚れした女の子が実は双子で(杏と李)、彼だけ見分けがつかない。
- 英田南帆(あいだ なほ)
- 双子その2(女の子)。5分の差で「おねえちゃん」の座を失う。幼稚園の年長組。内弁慶なところがあり神経質でひきこもり。年上の男性が好みらしいようで、幼稚園の保父「滝山先生」が気になっている。動物好きで、ペットを飼いたいのだが、家庭の事情(アパート暮らし)が許さない。
- 英田薫(あいだ かおる)
- 双子の母。ずぼらな性格で、掃除などの手を抜くことも多い。料理も手抜きが多いようだが、ケーキを焼いたり、ドーナッツを手作りしたりで結構マメ。「やればできる子」らしい。好きな花はハス。子供が幼稚園に行っている間は漫画喫茶のパートで働いている。喫煙家だが旦那の家や子供たちには隠れて吸っている。
- 英田真澄(あいだ ますみ)
- 双子の父。普通のサラリーマン(営業職)。童顔で苦労性。子供達には甘く、ダッコぐせのことで夫婦喧嘩したこともある(たいていは薫の勝ち)。趣味はゴルフとテレビゲーム、ジグソーパズルもだがピース数が多い物に挑戦しては挫折するため、未完成のものが多いようだ。徹夜でテレビゲームを攻略しようとするなど子供っぽいところがある。そのためか、薫に「子供(大)」と言われる。
単行本
[編集]- 第1巻(2003年) ISBN 4-8322-6299-8
- 第2巻(2004年) ISBN 4-8322-6336-6
- 第3巻(2005年) ISBN 4-8322-6422-2
- 第4巻(2007年) ISBN 978-4-8322-6554-7
- 第5巻(2008年) ISBN 978-4-8322-6670-4
- 第6巻(2010年) ISBN 978-4-8322-6865-4