ジャロン自然保護区
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ジャロン自然保護区(じぁろんしぜんほごく)は、中国語名が扎龍自然保護区(さつりゅうしぜんほごく、中国語: 扎龙自然保护区)のことで、日本語では「扎龍」の中国語読みが「ジャロン」なので通常こう呼ばれ、中国黒竜江省チチハル市の南東30キロメートルのところにある自然保護区である。嫩江の支流である烏裕爾河のほとりの長さ8キロ、幅9キロに広がっているヨシ原、草原、季節的に氾濫する淡水湿地、湖沼、池の複合体で、1992年にラムサール条約登録地となった[1]。シベリア地方の渡り鳥の生息地・通過地点として知られ、特にタンチョウがよく見られるところとしては江蘇省の「塩城自然保護区」と並んで有名である[2][3]。
「扎龍」(ジャロン)はもともとダウール語またはモンゴル語で「落雁」または「大きな雁のいる地」の意味といわれている[4]。
脚注
- ^ “Zhalong | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1997年1月1日). 2023年4月3日閲覧。
- ^ 扎龍(百度百科) (中国語)
- ^ 扎龍湿地(互動百科) (中国語)
- ^ 扎龍郷(百度百科) (中国語)